ロボットになるって そんなに悪くないけどね
CV:高木渉
概要
『ソニックカラーズ』から登場したDr.エッグマンの側近ロボットの一体。
エッグマンの事を尊敬しているが、同じCPUを積んでいるはずのオーボットとは異なり、おつむが弱くうっかり屋の為、何かとオーボットを巻き添えにして彼と共に怒られることも多い。
体は収納のための変形が可能で、立方体状のコンパクトな姿になる。
一度『ソニックジェネレーションズ』でオーボット共々宇宙に置き去りにされたかのような描写があったが、以降のシリーズにも登場している。
公式サイトに掲載されたデジタルコミックス版では、メタルソニックと仲良くなろうと奮闘するも、その鬱陶しさから怒りを買ってしまったり、
オーボット共々単なる暇潰しで作られただけだったという事実にショックを受けていた。
プロフィール
名前 | キューボット |
---|---|
英名 | Cubot |
身長 | 90cm |
体重 | 39kg |
特技 | ボイスチップによる口調と性格変化(ゲーム版)・シュレッダー機能など(アニメ版) |
ゲームでは
オーボットのボケ担当。
プロフィールの特技の通り、ボイスチップの交換で様々な口調や性格に変化する。
しかしロストワールドでは単純に故障で台詞が変わっていた。
劇中を見る限りでは、
など多岐に渡り、元はおやじギャグを連発する性格(北米版ではエッグマンが好きな陽気な性格)だったらしいが、『ロストワールド』では語尾に「ッス」を付ける後輩キャラだったりと安定していなかった。
テイルスに修理してもらってからは、現在ののんびり屋な性格で固定され、エッグマンの呼び方もオーボットと同じく「ボス」となった。
『ソニックカラーズ』のDS版での口調は現在に近く、一人称は「ぼく」でソニックを君付けし、エッグマンを「ボス」と呼んでいる。
『マリオ&ソニック』シリーズではオーボットと共に審判や案内役として登場している。
アニメ
「デイジーデイジー答えをおくれよ♪ おかしくなりそう君への愛でぇえ〜♪」
オーボットと同じく、アニメ『ソニックトゥーン』でアニメ版にデビューを果たし、表情も豊かに描かれている。軽い変装(というかコスプレ)も披露した。
基本的な口調や性格は『ロストワールド』以降と同じだが、海外産のアニメなのでアメリカンジョークを飛ばすキャラクターになっており、なぜか話が進むにつれて声のトーンが無気力になる。
なお劇中では、
- 仮想空間に閉じ込められた際に「上上下下左右左右BAスタート」と唱える。
- 「走って転んで素早くリングを集めるゲーム」をテイルスが紹介した時に、「すごくつまんなそう」とぼやく。
などと色々怒られそうな問題発言や、エッグマンの性格や境遇をなじるような毒舌発言が多く、
カオスな内容の本作でさらにカオス度が増す要因となっている。
アニメオリジナル設定として、エッグマンに破棄されたキューボットの試作品達が登場し、彼らと遭遇した時は王様として崇められていた。
なおエッグマンによれば、キューボットシリーズは役に立たなかったため、その反省を活かして作ったオーボットが側近ロボの完成形だったらしい。
その非情な事実を知ったオーボットは敢えてそのことを黙り、「お前は完成形らしいぞ」とキューボットに伝えた。彼はその嘘を信じて大喜びしたのであった。
なぜか再起動音がWindowsXPっぽい。
余談
- 中の人がオーボットの中の人共々、声優無法地帯な海外産3DCGロボットアニメの声優を務めていたせいか、アドリブが非常に多く、海外版の音声と聞き比べるとよく分かる。
- アニメ『ソニックX』ではデコーとボコーという側近ロボットが登場している。立ち位置的にもエッグマンとの漫才的な掛け合いも似ているので、彼らを参考にデザインされたのかもしれない。もっとも元ネタを言えば、デコーとボコーは別アニメのキャラクターであるが。