「これ食べる?」
CV:白石涼子
概要
小さな獣の妖精のような姿をした生き物で、赤紫の体毛に緑色の羽に緑色の宝玉がついた首輪をしているのが特徴。しゃべり方は少年的だが、海外版だと少し野太い声でかなり印象が異なる。ちなみに頭の毛は公式でホイップと呼ばれている。
エッグマンの罠によってウェアホッグの姿にされて宇宙から落下した際に偶然出会ったが、ソニックとぶつかった衝撃で記憶喪失になってしまい、ソニックと共に世界を旅をしながら記憶探しをするようになる。
チップという名前は、露店で売られていた「スペシャルチョコチップサンデー」からソニックがつけた便宜上の名前であり、本人も気に入ったためか、自身の一人称も「チップ」を用いるようになった。
性格は天真爛漫で、ソニックとすぐに打ち解けるほどに人懐っこくかなりの食いしん坊。空腹になるのを嫌い、「おなかがすくくらいなら死んだほうがまし」と言ってしまうほど。
板チョコをいつも隠し持っているようで、初対面の人物に友好の印として板チョコを渡している。
光のバリアを出したり、ガイア神殿のカオスエメラルドを収める台座を起動させるなど不思議な力を持っているが……?
プロフィール
本名 | 不明 |
---|---|
通称 | チップ |
英名 | Chip |
性別 | 不明 |
種別 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長 | 45cm |
体重 | 5kg |
好きなもの | おいしいもの! |
嫌いなもの | おなかがすくこと! |
短編映画『ソニック&チップ 恐怖の館』
ソニックと一緒に謎の屋敷で雨宿りをするが、そこに住まう幽霊たちに散々驚かされ、しまいにはソニックもトドメを刺すように、悪ふざけでチップを驚かして気絶させてしまうといった、少し不憫な扱いをされている。
しかし幽霊たちとのバトルでソニック(ウェアホッグ)が苦戦していた際には、インスタントカメラで撮影した写真を現像して幽霊の位置を把握するアイデアを思いつくなど、息のあったチームプレーを見せた。
関連タグ
ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニック(ゲーム) ソニックワールドアドベンチャー
ネタバレ注意
「忘れないよ、ずっと。この大地とともに、キミのそばにいるから…。」
真の名前は「ライトガイア」で、星(地球)を数万年おきに破壊する「ダークガイア」とは対を成し、昼と光の力を受けて、ダークガイアが破壊した星を再生に導く役目を持つ、「星の意思」とも「概念そのもの」とも取れる存在であることが判明する。
記憶喪失だったのはソニックがぶつかったからではなく、数万年周期に目覚めてダークガイアが破壊した星を修復するというサイクルを、エッグマンが妨害した事による混乱が原因だった。
6番目のガイア神殿にある壁画に一時吸い込まれ、チップの帰還を祝福する謎の声の導きによって記憶を全て取り戻し、そしてソニックに自身の正体を打ち明けて去ろうとしたが、ソニックの「友達を手伝うのに理由なんているのかい?」と説得されて改めて彼と友情を深め、行動を最後まで共にするのだった。
物語終盤のダークガイアとの決戦の際にはガイア神殿を召喚して生成した「神殿巨人」により、ソニックと共に完全体となったダークガイアを倒し(厳密には再び眠りにつかせたが正しい)、最後は閉じていく大地の裂け目から力尽きたソニックを地上へと逃がした後、彼に自身が身に付けていた首輪と感謝の言葉を残し、ダークガイアと共に数万年の眠りに入った事で、破壊と修復を行う星のサイクルは元に戻った。
遠い昔から星の再生をしていたが、星で何が起こっていたのかは何も知らなかった為に、ソニックとの旅は本人にとって良い思い出となり、特にHD版では曲や写真の演出も相まって感動するエンディングになっている。
なおソーシャルゲーム『ソニックランナーズ』のソニックバースデーイベントで再登場し、ソニックをお祝いしているが、細かいところは突っ込んだら負け。