概要
種族 | 神(紅葉の神) |
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二つ名 | 寂しさと終焉の象徴(風、求)・切なくなる紅い雨(DS) |
能力 | 紅葉を司る程度の能力 |
危険度 | 低 |
人間友好度 | 高 |
主な活動場所 | 妖怪の山、魔法の森等 |
登場作品 | 風神録 1面中ボス・DS LEVEL 1 |
テーマ曲 | 人恋し神様 ~ Romantic Fall |
※ただし危険度や人間友好度等の評価は作中登場人物の稗田阿求による。
秋静葉は、秋の山を彩る紅葉景色を司っている。八百万の神々の一柱。
神様であるが戦闘はあまり得意ではない。
東方風神録ではStage 1の中ボスとして、妖怪の山の麓で妹の秋穣子(こちらは同ステージのボス)とともに主人公たちに戦いを挑む。
同作品に登場する秋穣子の姉。二人まとめて秋姉妹と呼ばれることが多い。
容姿
髪は、ウェーブのかかったボブの金髪。瞳は金眼。妹の穣子とは瞳の色が違う。
穣子とは対照的に、細いシルエットをした赤い上着。(ボタンと、白い胸ポケット部分がある)
原作立ち絵では、上着はスカートの赤色より少し暗い、茜色や臙脂色。
もっとも、二次創作では上着の色は、スカートの色と同色に塗られやすいが。
彼女のロングスカートは独特で、裾に向かって赤色から黄色へと移り変わるグラデーションの生地をしている。
そしてその裾は、楓の葉を思わせるような形の切り欠きになっている。
目立たないが、襟も同じ形に切ってある。
上着の襟と靴下の色は白色だと思われているが、立ち絵では藤色に近い。二次創作イラストとして描かれる際には主に白色に塗られる。
黒い靴を履いている。
頭には彼女のトレードマークである3枚セットの楓の髪飾り。
原作立ち絵では、頭頂部から左側頭部にかけて「赤・赤・黄」の順番でつけられている。
しかし二次創作イラストでは、髪飾りが左側頭部寄りにつけられていること以外は、葉の枚数(1~3枚)や色(赤、オレンジ色、黄色など)が、わりと自由に描かれている。
立ち絵にある、スカートの裾をつかんで少し上に持ち上げる動作(たくし上げ)のイラストもよく描かれる。
種族
紅葉の神。
八百万の神々の一柱にあたる。人間の目にも姿が見える肉体を持った神様。
紅葉を司り、木々の紅葉の具合を調節できる。落葉の神としても扱われているらしい。
存在自体が秋の風物詩そのものと言えよう。
普段は、妹の穣子(豊穣の神)との二柱で幻想郷の秋を司っている。
能力
紅葉を司る程度の能力
山の紅葉景色、里の紅葉樹並木、庭の樹木などの、木の葉の紅葉を司っている。
秋になると一枚一枚丁寧に色を塗っていくため、どうしても塗りにムラが出る。そのため黄色や濃い茶色が混ざる。
紅葉の神であると同時に落葉の神様でもあるらしく、スペルカードは全て落ち葉を使った物である。
これも一枚一枚丁寧に・・・と思いきや、木を蹴っ飛ばして荒々しく散らしている。
落ち葉は、寂しさや落ち葉掃除を連想させるからか、弾幕を見た者たちからのウケはあまりよろしくない。
性格
妹の秋穣子の設定.txtによると静葉は「静か」らしい。冬になると暗くなる。
秋では紅葉が一番だと思っている。自慢の紅葉景色を穣子に自慢し、穣子に対して優越感に浸っている。しかし内心では、豊穣を司る妹の方が人気が高いことに若干嫉妬しているようだ。悲観的な性格で、いつも終わり(一年の終わり)が来る、と思っている。秋の季節以外はやる事がなく、ややもすれば消えてしまうほどである。
作中には一切セリフが無いので詳しい性格は不明。
なお、セリフが無いので当然、妹である穣子との会話も無い。故に静葉と穣子がお互いのことをどう呼んでいるかは分からない。仲の良さも不明。さまざまな解釈が生まれている。
ただ、東方鈴奈庵にて仲良く手を繋ぎながら空を飛ぶという描写がある。
妹とともに戦闘があまり得意でない。
「人間が秋を邪魔しに来たので、警告もかねて少々懲らしめてやろうと思った」とある。
どんな形で秋を邪魔されたと思ったのだろうか。
なんにしても普段戦闘が得意でない彼女がわざわざ闘いを挑むのだから、よっぽどの事だったのだろう。
人間との関係性
穣子のような人間との直接的な関わりは、静葉の項目には全く記述されていない。
なので、現時点での人間との友好度合は一切不明。
幻想郷には現在、神社と呼べる施設は博麗神社と守矢神社の二つしかないと語られている為、彼女を祀る神社は存在しないと考えられる。
スペルカード
風神録
ダブルスポイラー
二次創作
基本は穣子と共に秋姉妹という括りの姉妹2人セットでよく描かれる。
性格
「静かな姉」の記述通りに、穣子に引っ張られるような静かでおとなしい性格で描く者が居れば、
反対に穣子と一緒に騒いでいるような、やかましい性格に描く者も居る。
容姿
穣子が巨乳として描かれる場合は静葉は大概貧乳となる。妹の二つ名が「豊かさと稔りの象徴」なのに対し、静葉の二つ名は「寂しさと終焉の象徴」であるからだろう。
他の容姿に関しては、頭の紅葉の飾りが蟹になったものがたまにある。紅葉飾りが蟹に見えたらしい。
単体で描かれる場合は純粋に秋の象徴として描かれているものが多い。
あのスカートは季節とともに裾から落葉するとも……
能力
自身の能力(紅葉を司る程度の能力)を妹の能力(豊穣を司る程度の能力)と比較され「葉っぱは食えない、ありがたみが無い」とけなされる事もしばしば。それでも彼女は自分の力に誇りを持っている、という描かれ方をされることが多い。
その一方で近年では、一部のファンから「葉っぱ(落ち葉)からは、土壌改良材の腐葉土が出来る」として、間接的に豊穣・豊作に貢献しているといった見解もされている。