機体説明
型式番号GN-007。ガンダムキュリオスの後継機であり、マイスターは引き続きアレルヤ・ハプティズムが務めている。
変形方法はほとんど変わっていないが、機首を頭にかぶる形だったキュリオスと違って、両肩のGNビームシールドが合わさって機首を成すようになっている。GNドライブは支援機であるGNアーチャーとのドッキングも考慮して股間部にある。
リボンズ・アルマークらイノベイターとの最終決戦では、ダブルオーライザーのトランザムバーストによってハレルヤの人格が復活した為に思考と反射の融合を行えるようになった。その為、性能をフルに発揮することが可能となり、ヒリング・ケアのガラッゾを倒したが、直後にリボーンズガンダムのフィンファングが直撃し両腕を失って戦闘不能となった。
最終決戦後は、後述のアスカロンに改修されて支援組織であるフェレシュテの元で、地上用の機体として運用された。
武装
GNツインビームライフル
本機の主兵装である2連装のビームライフル。GNビームサブマシンガンの弱点であった威力不足を改善している。上部の銃身が対地攻撃を行うために可動するようになっている。ブレイク・ピラー事件の際は、これを2丁持って出撃している。
GNサブマシンガン
両前腕部装甲内に搭載。GNビームサブマシンガンを内蔵式に改良したもので、GNツインビームライフルが破壊された時に多く使用された。
GNビームサーベル
キュリオスとは逆に、左右フロントアーマー裏に1基ずつ格納されている。
GNバルカン
巡航形態時にのみ使用可能な対空迎撃用の火器。
GNビームシールド
両肩に装備される羽状のユニット。
GN粒子で形成された盾で敵機の攻撃を防ぐ。
超兵としてのアレルヤの反応速度を考慮し、必要最低限の面積での防御を行うと同時に、変形時に使われなかったシールドの撤廃による機動力の向上が図られている。
劇中ではシールドとしては使用されず、巡航形態時に大型クローとして敵機を鋏み切る形で多用された。
バリエーション
アリオスガンダムGNHW/M
ロベール・スペイシーが提案し、実戦投入されたアリオスの最終決戦仕様。
主兵装をビームライフルからGNキャノンに変更し、二基のGNミサイルコンテナを搭載。また、飛行形態時の機首ユニットもGNビームライフルと、GNミサイルコンテナを接続するコネクタを有する物に変更され、全体的な火力が向上している。
形式番号の末尾のMはMissileの意味である。
アリオスガンダムアスカロン
『00V」に登場。
他のガンダムに比べ火力で見劣りするアリオスの攻撃力を強化するため、最終決戦での改修プランとして提案された。しかし追加武装によって機動性が低下すると判断されたため、GNアーチャーとの連携やアレルヤの操縦能力を考慮しGNHW/Mが採用された。
機体色がオレンジから赤に変更されており、機首部の巨大なGNソードが目を引く。
機首部分がGNビームキャノンとなっているため、ビームシールドは装備されていない。
最終決戦後に大破したアリオスを本仕様に修復の上、動力をGN粒子貯蔵タンクに変更した。ソレスタルビーイングのサポート組織であるフェレシュテが地上用の機体として運用していたが、アーミア・リーを襲い輸送機へ擬態したELSをGNソードで撃墜した結果侵食され、地上に集結したELSと共に撃破された。
また、運用時はガンダムが戦場へ現れる事に対する影響力を危惧し、飛行形態での運用が基本となっていた。
関連タグ
機動戦士ガンダム00、アレルヤ・ハプティズム、ガンダムキュリオス、ガンダムハルート
リジェネレイトガンダム(核電池)