概要
イギリスの劇作家、詩人である。
フルネームはウィリアム・シェイクスピア（William Shakespeare）。エリザベス朝演劇を代表する作家であり、知名度も高い。彼の作品をモチーフにして作られた作品も多々ある。
卓越した人間観察眼と内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。
四大悲劇(「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」)をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」等の多くの傑作を世に残している。
4月26日が誕生日（洗礼日）とされている。
先の四大悲劇が有名すぎるため悲劇作家としてのイメージが先行するが、実際は喜劇の方が多く、特に晩年には「テンペスト」を筆頭とした大団円の喜劇を集中的に執筆している。
私生活については謎が多く、学歴も低いことから、シェイクスピア別人説なるものも囁かれているが、これらの説は俗説の域を出ず、一部の作品がクリストファー・マーロウとの共著である以外は本人が書いたものという説が有力である。
作品一覧
史劇
ヘンリー六世 第1部（1589年 - 1590年）
ヘンリー六世 第2部（1590年 - 1591年）
ヘンリー六世 第3部（1590年 - 1591年）
リチャード三世（1592年 - 1593年）
ジョン王（1594年 - 1596年）
リチャード二世（1595年）
ヘンリー四世 第1部（1596年 - 1597年）
ヘンリー四世 第2部（1598年）
ヘンリー五世（1599年）
ヘンリー八世（1612 - 1613年）
悲劇
タイタス・アンドロニカス（1593 - 94年）
ロミオとジュリエット（1595 - 96年）
ジュリアス・シーザー（1599年）
ハムレット（1600 - 01年）
トロイラスとクレシダ（1601 - 02年）
オセロー（1604年）
リア王（1605年）
マクベス（1606年）
アントニーとクレオパトラ（1606年 - 1607年）
コリオレイナス（1607年 - 1608年）
アテネのタイモン（1607年 - 1608年）
喜劇
間違いの喜劇（1592年 - 1594年）
じゃじゃ馬ならし（1593年 - 1594年）
ヴェローナの二紳士（1594年）
恋の骨折り損（1594年 - 1595年）
夏の夜の夢（1595年 - 96年）
ヴェニスの商人（1596年 - 1597年）
空騒ぎ（1598年 - 1599年）
お気に召すまま（1599年）
ウィンザーの陽気な女房たち（1597年）
十二夜（1601年 - 1602年）
終わりよければ全てよし（1602年 - 1603年）
尺には尺を（1604年）
ペリクリーズ（1607年 - 1608年）
シンベリン（1609 - 10年）
冬物語（1610年 - 1611年）
テンペスト（1611年）
二人のいとこの貴公子（1613年）
詩
ソネット集
ヴィーナスとアドーニス
ルークリース凌辱
情熱の巡礼者
不死鳥と雉鳩
恋人の嘆き
創作でのシェイクスピア
シェイクスピアを題材にした人物、またはモチーフにしたキャラクターが登場する作品。
詳しくは→シェイクスピア(Fate)
『Fate/Apocrypha』に登場するキャスターのサーヴァント。
- 『ラヴヘブン』
CV.三木眞一郎
乙女パズルゲームの攻略キャラクター。→シェイクスピア（ラヴヘブン）
異世界の危機を救うため、主人公により召喚された。
仮面ライダーゴーストの形態の一つである。→シェイクスピア魂
尚、本編には登場しない特別な形態である。
関連動画
シェイクスピア・ピクチャーズ（Shakespeare Pictures）／ナイジェル・ヘス
第1楽章「から騒ぎ」（Much Ado about Nothing）
第2楽章「冬物語」（The Winter's Tale: The Statue）
第3楽章「ジュリアス・シーザー」（Julius Caesar: The Entry to the Senate）
関連タグ
Fate/Apocrypha ラヴヘブン 仮面ライダーゴースト
