概要
別名「究極ロボ」。「第2次」において開発者のビアン・ゾルダークが、「第3次」においてはパプテマス・シロッコが搭乗しラスボスとして登場する。
だが「第3次」「第4次」の隠し最終面および「EX」の一部シナリオでは、AIや名無し兵の操縦にて取り巻きとして多数登場。当然無視される。
ビアン博士率いる「ディバイン・クルセイダーズ」の切り札として開発された……というのは半ば建前で、ロボットマニアのビアン博士が自分の「俺もスーパーロボットに乗りてー!」という願望を叶えるために開発したというのが真相であるらしい。
身長(全長が正しいがこの方がこの機体的には正しい)57メートル、体重(重量、以下略)550トン。かの機体と同じなのは偶然ではなく、ビアンの趣味である。
OGシリーズでは重量が55トンに変更されており、パーソナルトルーパー並みの重さまでになっている。
スペック
分類:地球防衛用人型機動兵器
異名:究極ロボ
形式番号:EI-YAM-001(旧シリーズ)、SMH-01(αシリーズ)、DCAM-001(OGシリーズ)
全長:57.0m
本体重量:550.0t、55.0t(EX、OGシリーズ)
全備重量:615.0t(第4次)、61.5t(EX)
開発者:ビアン・ゾルダーク
武装
エナジードレイン(OGシリーズ)
チャフグレネード(OGシリーズ)
アーマーブレイカー(OGシリーズ)
ウェポンブレイカー(OGシリーズ)
ディバイン・アーム
クロスマッシャー
メガ・グラビトンウェーブ
派生機体
ヴァルシオン改
具体的にどう違うのかは不明。カラーリングは青(オリジナルは赤)。ビアン博士が搭乗した機体以外はすべてこの「改」に切り替わっている。OGシリーズでは量産改良型として開発され、オリジナルよりも若干弱くなっている。
ヴァルシオン改・タイプCF
量産型のヴァルシオン改をデチューンし空間戦闘用に改造した機体。コミック「OGクロニクル」にて初登場した。空間戦用といっても足もついているため陸でも戦える。どういう改造を施したのか知らないがヴァルシオンというよりも機動戦士Zガンダムに登場する「ジ・O」っぽい外見と色をしている。さらに武装もクロスマッシャーのみとなってしまっている(ゲーム内ではオリジナルと同じくメガ・グラビトンウェーブが使用できる)。漫画ではアルトアイゼンに割とあっさりと破壊されてしまった。
ヴァルシオーネ
原型がまったく残っていないが、一応技術的にはつながりがあるらしい。武器名(ディバインアーム、クロスマッシャーなど)にその名残が見受けられる。
ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンシリーズ
ダイゼンガー、アウセンザイター、ジンライ、量産型ジンライ、雷鳳、大雷鳳の6機が該当する。その重量の異常な軽さ、及びヴァルシオーネと共通する「パイロットの表情をトレスする機能」から、ヴァルシオンの系列機なのではないかという説がある。
少なくとも技術的なフィードバックを受けている事は間違いない。
余談
アニメに出てくる奴はバルシオン、超電子バイオマンに登場するのはバルジオン。
間違い易い(?)ので注意。