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概要

 秩父鉄道により埼玉県熊谷市熊谷駅から埼玉県秩父市三峰口駅まで運行される蒸気機関車牽引の臨時列車

列車名は沿線で出土発見されたパレオパラドキシアの学名に因む。

休日運行で1往復が基本、春休みGW夏休み、時期平日も運行することもある。

他の鉄道会社のSL列車もそうであるが、この列車も乗車時に乗車券の他に「SL整理券」又は「SL指定券」の追加料金が必要となる。

さいたま博のあった1988年から運行しており国鉄及びJR以外の事業者かつ昭和時代から復活運行を開始したSLは秩父鉄道と大井川鉄道かわね路号のみ。

また時折電気機関車を補機にして運行することもあり、蒸気機関車が不調で運行できない場合は「ELパレオエクスプレス」として電気機関車牽引で運行される場合がある。(この場合は乗車券のみで乗車可となる)

所属こそ秩鉄であるものの、高度な専門技術が必要であるSLの全般検査や管理はJR東日本に委託されており、その故もあってか、秩父鉄道線内のみで運行する列車であるにも関わらずJR東日本みどりの窓口において上記の乗車券が購入できる。

なお2016年から年に数回、西武秩父駅発着の列車が臨時運行されており、この場合はJRではなく西武鉄道線内各駅での発売となる。

現在において残り少なくなった12系客車に乗車できる貴重な客車列車でもある。

なお同線内で運行されている電車急行「秩父路」とは停車駅が異なるので注意。

運行区間熊谷三峰口
運行路線秩父本線
運行開始1988年3月15日
使用車両(SLC58(広瀬河原車両基地所属)
使用車両(客車12系(広瀬河原車両基地所属)
使用車両(EL)(補機)デキ200(広瀬河原車両基地所属)

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