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謎の怪獣(SSSS.GRIDMAN)の編集履歴

2018/12/24 05:19:57 版

編集者:DFGNEXT

編集内容:少し追記。

謎の怪獣(SSSS.GRIDMAN)

しょうたいふめい

SSSS.GRIDMANに登場する怪獣の内の一体である。テイザービジュアルなどでも大きくその後ろ姿が映されていた。

概要

第1回より登場し(出番で言えばグールギラスよりも早い)、物語の舞台であるツツジ台の中に深い霧の中に居座っているが、ただその場に鎮座しているだけ(銅像や石像に見える)で動くことはなく、また、当作に登場する他の怪獣達と違い、グリッドマン同盟新世紀中学生にしかその姿を認識できない(但し、同盟も最初は響裕太にしか見られておらず残りの二人サムライ・キャリバーによってグリッドマンがアップグレードされた以降になって初めて見えるようになった)。

最初は一体だけだったのだが、日を追うごとにその数を増やしており、現在複数体が確認されている。

この個体群もまたあの二人に生み出された存在なのかは不明。

その姿は実写版に登場したベノラに似ており、ベノラの毒ガスには幻覚作用がある為、一部視聴者にはこの世界はベノラの毒ガスで見せられている幻覚なのではないかと予想する者もいる。

あるいは(雑誌展開を別にして)現実世界に現れることのなかった特撮版のグリッドマンが現実に実体化していることを含めてこの世界自体が仮想現実ではないかという予想もあり、その象徴とも考えられる。

その正体(ネタバレ注意)

その後、第6回にて、像の状態のまま実際に町を包む霧を発生させているシーンが描写された。

アノシラス二代目の話によれば、ツツジ台とはアカネが作り出した街であり、その外側には何もないとのことであるが、説明中に流れた街を作るゲームのような場面で、デフォルメされたベノラそっくりの怪獣が複数現れ、グールギラスが破壊した街を修復していた。この映像がどこまで現実に即しているかは定かではないが、すべて事実なら街の修理屋・整備士というべき重要な役割を担っていることになる。

その解説の終わりにはツツジ台の町そのものがベノラの形に描写され、さらにアノシラス二代目は「町そのものが怪獣になってしまった」とも言及している。

はっきりと言及はされていないが、ツツジ台駅に停車する電車に乗ると窓の外が濃霧に覆われた瞬間眠たくなる描写があったのも、ツツジ台の外には何もないことを悟られぬよう謎の怪獣が催眠ガスをばらまいていたためだと思われる。また、第5回で裕太が見たと言及していた「大きな川」をアノシラスに即座に「そんなのないよ」と否定されたことから、眠りに入る直前には考察どおり幻覚作用も働いている可能性が高い。

また、今までは立っているだけでアクションを見せなかったこれらの怪獣だが、しっぽが動いているように見えるカットも映されたため、戦うこともできる可能性が出てきた。いくらグリッドマンでも、大量の怪獣に一斉に攻撃を受けたら……

作中で「ベノラ」の名前が登場する事は無いが、記憶に作用する毒ガスを発生させる能力から「毒煙怪獣」とベノラの別名と同じ呼称を使われていた。

しかし第10回にてアカネの精神状態に影響して現れたらしき怪獣ナナシBによって、全ての謎の怪獣が首を斬られる形で撃破され、町を包む霧が消滅してしまった。ただし引き続き死体は残っている様子。

その後、最終回にてグリッドマンのフィクサービームによって、街の修復と世界が広がると同時にこの死体も消滅した。元々何もなかった世界を怪獣によってスクラップアンドビルドしてきたそうなので、最終回で明かされた他の真実とかみ合わせると、ツツジ台に最初に生まれた怪獣はこの怪獣だったのかもしれない(デザインがベノラに似ているのはモチーフであった可能性もある)。

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謎の怪獣(SSSS.GRIDMAN)の編集履歴

2018/12/24 05:19:57 版

編集者:DFGNEXT

編集内容:少し追記。