※最終回ネタバレ注意
希望を抱くのが間違いだなんて言われたら、
私 そんなのは違うって 何度でもそう言い返せます
概要
インキュベーターと魔法少女の全ての真実を知ったまどかは最終回12話でついにキュゥべえと契約し魔法少女に変身する。
その契約のための願い事は「すべての魔女を生まれる前に消し去りたい」。
時空を越えて、絶望し魔女に堕する今際の際の魔法少女達を、魔女化させることなく安らかな眠りへと誘うまどか。そしてその宇宙全体を再構成するほどの巨大な祈りの対価として、彼女を魔女に変えるべく莫大な呪いと絶望がまどかを襲うが「魔女を生まれる前に消す」という願いどおりに己自身をも抹消、すべての魔女と鹿目まどかはこの宇宙から消滅した。
まどかは宇宙の法則をも変え、永遠に魔女を消し去るという概念、魔法少女達を救済する「神」に等しき存在へ進化した。まさしく一姫当神・超因果。その願いと神々しく変身したまどかを表したタグである。
神々しいまどかの姿はそれまでの魔法少女と違い、翼を持ち、白と桃色を基調としたドレスにロングヘアのツーサイドアップへ変わっている。
再構成された宇宙では、皆を見守る存在のまどかが、力を使い果たし消滅する魔法少女を迎えに来るシステムに変わった。マミはこれを円環の理と呼んだ。
キュゥべえ達も、そして彼らが仕掛ける宇宙救済のための魔法少女システムも依然健在だが、敵は魔女ではなく「魔獣」というものに代わり、キュゥべえが狙うエネルギーも魔法少女が魔女に変わる瞬間に発生するのではなく、魔獣を倒すことで得られるグリーフシードを集め少しづつ稼ぐという仕組みに変わった。
マミや杏子をはじめ、人々の記憶から彼女の存在は消えたが、タツヤや詢子などには「まどか」という名前が懐かしく感じられる程度には残された。
そして、まどかから別れを告げられリボンを託されたほむらだけが、唯一まどかとまどかのいた旧世界のことを記憶している存在となった。
ちなみに「過去と未来の全宇宙の魔女と戦う」「元人間の神」「最も新しい神」などニトロプラス制作の「斬魔大聖デモンベイン」に登場する「旧神」と共通する部分が多い。
ほむらのループによって「あり得たかも知れない全ての時間軸」の因果がまどかに集中し、莫大な魔力を生み出したということは、二次創作によって描かれる全ての時間軸も女神まどかの力になっているのだろう。
後にキャスト座談会を収録した特典CD「魔法少女たちのお茶会」にて、まどかのCVを担当した悠木碧が語ったところによると、最終回の脚本のト書にはこの状態のまどかを指して「ハイパー・アルティメット・まどか」と書いてあったらしい。やはりマミさんの血脈なのか。
関連イラスト
要は彼らの仲間入りです。