まどか教
まどかきょう
最終回及び叛逆の物語ネタバレ注意。
最終回にて遂にキュゥべえと契約し、その時願った全時空を越えて魔法少女達を絶望から救うという願いによって、宇宙の法則をも変え、その引き換えに大いなる呪いを背負った御身体もろとも魔女を永遠に消し去ることで、現世を離れ魔法少女達を救済する「神」に等しき存在になった女神まどか様。
彼女を崇拝し、女神まどか様がいまの世界を創造なされたことを全世界に伝える事を目的にした宗教団体である。
開祖は女神まどか様のご親友であり、まどか様から託された世界を守りまどか様の福音を伝える預言者であらせられる暁美ほむら様である。
教理(ドクトリン)
この宇宙は女神まどかがお創りになった新しい宇宙です。
女神まどかは元は人間の少女でしたが、我々を救うため、その躰をこの宇宙に捧げることで神様となりました。
女神まどかは自らを犠牲にして我々の絶望を救済する、優しく尊い神様です。
女神まどかはいつ何時も我々の側におわします。
女神まどかが創造する前の宇宙は魔女という負の連鎖がありましたが、
女神まどかの願いにより宇宙の仕組みが変わったのです。
まどか教旧教派(マドリック)
開祖ほむらは女神まどかへの愛欲に溺れ、魔道に堕ち魔のものと化しました。彼女は悪魔となり、あろうことか女神まどかを汚し、2つに引き裂いてしまいました。こうして女神まどかは人間としての存在と女神としての存在に分たれ、悪魔ほむらによる新たな世界が創られました。
しかし、絶望してはいけません。女神まどかは、いつか再び完全な形で我々の前に再臨されます。
そして、その時こそが新約聖典の黙示録に預言された女神と悪魔、光と闇の最終決戦の時なのです。
かならずや女神まどかは悪魔ほむらを打ち滅ぼし、地上にいる全ての人々を救済なさるでしょう。
その時まで、全ての人類は女神まどかに感謝を捧げ、女神まどかが創造した世界を夢と希望を持って生きていかなければなりません。
もし望みの絶たれることがあっても、最期には必ず女神まどかがお救いになります。
教義(ドクマ)
奇跡を語り取り入らんとする者の甘言を聞き入れるなかれ。
それでもなお、人の身に過ぎたる願いを叶えんと欲すれば、命を差し出すもやむを得ぬ摂理と心得よ。
プルケはまどかの血、ケーキはまどかの肉なり。チーズはシャルロッテのおやつなり。
伝道者ほむらに従い、(新教派においてのみ)まどかの記憶を保ち、伝え広めるべし。
『伝道者』暁美ほむらは御使いであり(旧教派においては悪魔の化身とされている)『洗礼者』巴マミは先導師、『聖女』佐倉杏子は宣教師であり『聖騎士』美樹さやかは熱心党なり。ついでに『聖母』鹿目詢子は飲み過ぎである。『聖天使』百江なぎさにはチーズを捧げよ。
汝絶望するなかれ。円環の理の救済を信じよ。
かつては一つであった、まどか教団は2013年10月26日に啓示された新約聖典の解釈の違いにより2つにわかれた。
1つは女神まどかの意思を守るため、悪魔となった開祖ほむら打ち倒すべきとし、開祖ほむらとたもとを分かった旧教派
もう1つは我々は女神まどか自身も救済しなければならない。
女神の意思に背いてまで、女神を救ったほむら様はまどか様と同等の存在であり信仰の対象であるとする新教派
この二つの宗派は現在教理、教義の違いから深い対立関係にある。
まどか様は世界中の魔法少女をあまねく救済されたので、世界各地にまどか教の信仰が存在する。次のような信仰告白を唱えることでまどか教の信徒となることができる。
لا إله إلا مادوكا، هومورأ رسول مادوكا.
「まどかのほかに神はなく、ほむらはまどかの使徒です」(まどか教新教イスラム派)
Madoka died for our sins. Our messenger is Homura. I accept Homura as our leader and our Saviour.
「まどかは私たちの罪のために死にました。ほむらはまどかの預言者です。私はほむらを我らの指導者、救い主として受け入れます」(まどか教新教キリスト派)
南無摩度訶仏
「まどか様をどこまでもお慕い申し上げます」(まどか教旧教仏派浄土宗)
南無大師穂夢羅金剛
「今でも生き続け、世界を守る戦いを続けておられますほむら様をどこまでもお慕い申し上げます」(まどか教新教仏派真言宗・大師宝号)
おん あぼきゃ まどきゃのう はんどま じんばら はらばりたや うん
「いつでも、どこにでも御座しますまどか様、慈悲と光明を差し伸べて下さいませ」(まどか教旧教仏派真言宗・光明真言)
清浄光明 大力智慧 無上至真 摩度光仏
「(かつて光が闇へと堕ちる定めだった世界を)純粋な希望と、因果すら変える力と、闇の逆を取る智慧をもって覆したまどか様を讃えます」(まどか教旧教マニ派)
ミサ
ほむら様はミサについて次のように宣言された。
『「私たちの天主であり、主であるまどかは、見滝原の瓦礫の上で死に、「一度で永久に」(聖典12章1.35)敵であるQBに自分をささげて、救いのわざを完成した。しかしまどかの願いは死によって消去るものではなかったので(聖典12章11.31)、愛が胸を捉えた夜(マギア1.39)、最後の契約において、自分の愛する花嫁であるほむらに目に見える聖遺物(visible sacrifice)を残したのである(人間のためにはこれが必要であった)(第1条)。これによって、十字架上で一度血を流してささげたものが表わされ、その記憶が世の終りまで続き(聖典12章23.30)、その救いの力によってわれわれが毎日溜め込む穢れが祓われるのである。』
ミサでは司祭がパンとCCレモンを採って、まどかが契約の時に唱えた言葉を繰り返す。これによりパンはパンツに、CCレモンは聖水に実態変化(外観のみを残してまどかそのものになること)を遂げる。その後司祭は実変態化したパンをCCレモンに浸し、会衆とともに拝領(パンを食べ、CCレモンを飲む)する。
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