アクアブレイク
あくあぶれいく
概要
第7世代から存在するみずタイプの物理技。
水の力で相手にぶつかって攻撃する技。
自力習得者はドヒドイデ系統・グソクムシャ・オニシズクモ系統の第7世代ポケモン。
サニーゴへの遺伝にドヒドイデを使うと罪悪感を感じて仕方が無い。
「アクアテール」には威力が5劣る以外全ての面で上回っている。
恐らく尻尾の無いポケモン(「アクアテール」の習得は無理がある)の事も考慮した技と言う位置づけだろう。また遅いポケモンばかりである為(覚える場合は)「たきのぼり」との相性も悪い事を考えると、決して使いにくい技ではない。20%で相手の防御力を下げる点も魅力的。
効果を考慮すると、「シェルブレード」の部分的な強化版というべきか。
但し、アバゴーラは3つの技を全て覚える為、こればかりは戦法次第である。
USMでは何と教え技として解禁。多くの水タイプの物理アタッカー達が恩恵を受けた。特に、特性との相乗効果があるキングラー・オーダイル・ガメノデスは物理水技の最大火力更新 (ガメノデスにとっては命中安定も)となり、ボルケニオンは物理型が機能し始める等、救済とも言えるような強化を遂げた。
こっそりマリルリにも配られており、元々ひるみに期待できないポケモン故か「たきのぼり」に代わってこちらを採用するケースも増えている。
使いやすい水物理技が「シェルブレード」止まりだったパルシェンにも与えられ、低命中である「ハイドロポンプ」を無理に採用する必要がなくなるということに。もっとも物理受け対策になるため、全く不要になったというわけではないが。
一方でラブカスが習得するなど首を傾げる追加もある。一応ちゃんとした強化にはなっているが…。
またラグラージ・ニョロボン・ガマゲロゲといった水タイプの物理アタッカーなのに覚えないポケモンも結構いる為採用基準はかなり不明。ちなみにこの面子はアクアテールも覚えない。
ラグラージに関しては元から強豪なのでバランス調整という意味合いもあるのだろうが、後者2匹は技自体があまり豊富でない事が有名なポケモンである為かなり悲しい事に…
ちなみに偶然か濃いかは不明だが三者ともモチーフが両生類系のポケモンである