葦原涼
あしはらりょう
平成仮面ライダーシリーズ2作目、『仮面ライダーアギト』の登場人物である。主人公の一人と言っても良いだろう。
「夢がなくても人は生きていける。普通に生きるのが俺の夢だ」
演:友井雄亮
概要
仮面ライダーになってしまった男
本作の中核である3人のライダーの1人。年齢20歳。城北大学に通う大学生で水泳部所属(後に自主中退・退部)。当初は部のエースとして期待を寄せられていた。
本編開始前のバイク事故の影響により、アギトではない不完全なアギト・仮面ライダーギルスに変身するようになってしまう。
ぶっきらぼうな性格だが、心根は優しい。
バイク事故を機に不完全な状態で変身能力に覚醒、変身ベルト・メタファクターによって不完全なアギト=ギルスに変身する。だが、その能力と変身後の「異形の姿」故に水泳のコーチ・両野耕一や恋人の片平真由美に拒絶され、長らく孤独な日々を過ごす。
覚醒後は翔一や氷川誠と何度か戦っている。後に互いの境遇を理解し、共にアンノウンと戦うようになる。
ストーリー中盤で一度死んでしまう。
しかし、超能力者である風谷真魚の能力によって蘇生。(以降真魚には恩義を感じており、彼女からの頼みは基本的に聞き入れている)
その後、アナザーアギトの攻撃を喰らって瀕死の重傷を負うが、真島浩二の中で覚醒しつつあったアギトの力を授けられて復活、ギルスでありながらアギトに匹敵するエクシードギルスとして更なる進化を遂げた。
幾度も関わった人物と悲しい別れを経験し、蘇生後も死線を彷徨う目に遭い続けるが、苦境から決して逃げなかった強い心の持ち主である。
最終決戦後はバイクに跨り、何処かへと走り去っていった。