姫路駅(兵庫県姫路市)から津山駅(岡山県津山市)を経て新見駅(岡山県新見市)に至る国鉄→JR西日本の鉄道路線。総延長158.1km(営業キロ)。
姫路から(佐用、播磨新宮)上月までは姫路市内への通勤・通学や新幹線利用などで本数もあるが、上月以西から極端に本数が減り、中国勝山〜新見間では2〜3時間に1本の運行となっている。
かつては芸備線と一体のダイヤが組まれ、姫路から津山、新見、三次経由で広島まで走行する急行列車も存在し陰陽連絡線として重要な路線であった。が、1975年に運行開始した中国ハイウェイバスによって状況が変わってしまう。本来鉄道線を補完する役目であったはずの国鉄バスが姫新線の利用者を奪う事態となり姫新線の急行は壊滅に追い込まれた。身内に食われた結果、姫新線は完全なローカル線に成り下がってしまった。