JR西日本キハ127系
2両編成を組むキハ127形と、両運転台の単行車キハ122形からなる。
山陰地区で運用しているキハ126系をベースに拡幅裾絞り車体とするなど多くの改良を加えている。
2009年にデビューし、基本的に姫路~上月間で運用されている。
座席は横2+1列の転換クロスシートと洋式トイレが採用されている。
えちごトキめき鉄道ET122形
えちごトキめき鉄道ではJR西日本からの移管にあたり、日本海ひすいラインの糸魚川~梶屋敷間にデッドセクションを含むことから同線には気動車を導入することとなり、同線向けとして開発された。
基本的な仕様はキハ127系とほぼ同一で、運用線区に見合った仕様変更を行っている。
一般用の0番台は2015年の路線移管開業に合わせて製造された両運転台の車両で、キハ122形のOEM車両。一般用として在籍する8両のうち、ET122-7、8はイベント対応車両。日本海ひすいラインの泊~直江津間で運用を行う。
上記の127系と同じく座席は横2+1列の転換クロスシートと洋式トイレが採用されている。
2016年に登場した観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」用のET122形1000番台は2両編成を組み、車体形状や性能はキハ127形とほぼ同じだが観光列車用のため内外装は大きく異なっている。2両編成であるため本来は「127」を形式に使うところだったが、同社には妙高はねうまライン用に「ET127系」(JR東日本E127系0番台の譲渡車両)が在籍しているため使えなかった。