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GN-XⅣの編集履歴

2019-02-08 10:02:30 バージョン

GN-XⅣ

じんくすふぉー

GN-XⅣとは、劇場版「機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer」に登場するモビルスーツ。

スペック

型式番号GNX-803T
頭頂高19.0m
重量70.6t
動力機関GNドライヴ[T]×1
固定武装
  • GNビームサーベル×2
  • 頭部GNバルカン×2
  • 腰部GNバルカン×2
  • GNクロー×2
  • 小型GNシールド×2
選択武装
  • GNビームライフル
  • GNロングビームライフル
  • NGNバズーカ
  • GNバスターソード
  • 大型GNシールド
オプション
  • 長距離航行用ブースター×1
  • 増加粒子タンク×2

概要

劇場版で登場した機体。

スペルビアジンクスを設計母体とし、イノベイドから得た技術を積極的に採用したことで、第3.5世代ガンダムをも凌駕する程の大幅な性能アップを果たし、トランザムシステムの標準搭載にも成功している。

パイロット達の熟練度向上を加味して粒子発生器は更に小型化し、胸元にのみ搭載されている。

アロウズのスキャンダルによって後継機が製造されなかったアヘッド系の技術も組み込まれており、肩の推進器などにその特徴が見られる。


また、GN-XⅢでは世論感情への考慮と大量生産機の運用規格統一などの理由で撤廃されていた装備のバリエーションが採用されており、機体各部にマウントラッチが設けられている。

一般機はミッションに合わせてGNライフルや実弾のNGNバズーカを5種類のセットパターンから選択して出撃するが、指揮官機に固定のセットパターンは決まっておらず、パイロットが自由に装備を選択可能。アンドレイ・スミルノフ機のようにGN-XⅡのGNバスターソードを調達して装備した例や、パトリック・コーラサワー機のようにGNシールドを二枚装備した例も存在している。

肩のスラスターにはタンクの増設が可能で、長距離航行や活動時間の延長が成される。


GNビームライフルはGN-XⅢまで採用されていた初代のモデルから一新されており、粒子消費量と威力がより高効率に改善されているが、ロングとショートの切り替えはバレルそのものを交換する仕様になったため、戦闘中の換装は不可能に近い。

肩部に装備される大型GNシールドはガラッゾの技術を転用してGNフィールドを展開させる事ができ、防御能力が大幅に向上している。


性能の向上が認められるものの、基本フレーム自体は変わっていないため、初代GN-X~GN-XⅢのパーツを差し替えるだけでこの機体に改装することができるなど、整備性やコスト面でも優れている。

事実配備中の機体はGN-XⅢから改装されたものがほとんどで、新規製造の機体はそれほど多くなかった。


V字アンテナやツインアイなど、その原型であるガンダム・タイプを思わせる意匠も多く、月面でのテスト飛行では地球からの反射光を受けて地面に写ったシルエットがガンダムを思わせるものになっていたというエピソードも一部で語られている。

これらのようなガンダム系の意匠をアヘッドレグナント等のように隠すことなく顕著に施せたのは、アロウズの一件により、CBへの否定的な世論が薄れたためである。


機体色は指揮官機は灰色系で、一般機は緑色。

劇場版の時期は軍縮中であったため、対ELS防衛戦に参加した機体は48機。火星で全滅した機体も合わせると総配備数は70~80機程度であったと推測される。


主な搭乗者はパトリック・コーラサワー(指揮官機)、アンドレイ・スミルノフ(指揮官機)など。


GN-X Ⅳ コアファイター搭載型

型式番号GNX-805T/CF
頭頂高19.0m
重量72.2t
動力機関GNドライヴ[T]×1

機動戦士ガンダム00V戦記に登場した機体。

先述のGN-XⅣを改修し、コアファイターを搭載したもの。

ELS戦時に多くのパイロットを失った為、戦闘でのパイロットの損失を防ぐ名目で開発された。

コアファイターは古くはガンダムプルトーネより導入され、ガデッサガラッゾで実戦投入された技術であり、ヴェーダからの情報提供によって連邦議会への提案から早いスピードで完成した。


この機体はコアファイターを搭載した分コストが高騰したものの、性能の低下は認められず、軍上層部では運用データが充分に集まった後に残存するGN-XⅣの殆どをコアファイター搭載型に改修する計画を立てたと言われ、ELS戦後に始まったイノベイターと旧人類との戦争では旧人類軍が主力機として運用している。

なお、コアファイターを量産機に採用するというのはガンダムシリーズにおいて稀な例である。

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