「ゼルドリスよ・・・まだあんな吸血鬼の娘に心縛られておるのか?
メリオダスといいお前といい・・・ほとほと呆れ果てるわ!!」
CV:不明
概要(ネタバレ注意!)
七つの大罪299話においてメリオダスが新たな魔神王として就任した姿・・・正確にはメリオダスとゼルドリスの実父である魔神王がメリオダスの肉体を乗っ取った姿。
人格はエスカノールと交戦した際のメリオダスのものと思われていたが、メリオダスだとするとおかしい要素があり、看破される形でその正体が発覚した。
姿はメリオダスが20代ほどになった、もしくはマエルが若干若くなったといった感じのイケメンだがその性格は非情に独善的で差別的。
親子の情など存在せず異種族の恋人がいる息子に対して暴言を吐き捨て、あまりの外道さからホークに「父親なら息子になにかしてやれ」と怒られた際もエリザベスの呪いを解いてメリオダスの旅の目的を達成させたうえで虐殺して絶望の底に叩き落とすというとてもおぞましい提案をした程。
エリザベスを狙ったところから一行と交戦し、マエルやリュドシエルですら防戦一方になる程の力を持って一歩も動かず襲い掛かる。
ホークを黒焦げにして始末しようとしたところで遅れて参戦したバンが魔神王メリオダスの前に立ち塞がる。
不死を捨てたものの煉獄で鍛え続けたバンは魔神王メリオダスを相手にしても引けを取らない一騎打ちを繰り広げるが、魔神王メリオダスは自身の異変に気が付く。
「それが、お前の罪だぜ!」
精神世界においてメリオダスが魔神王へ攻撃を開始したのである。
本格化した精神世界での戦い
しかしその精神世界において魔神王はメリオダスに「エリザベスならとっくに殺した」と嘘をつきメリオダスを絶望の底に叩き落とす。気力が全ての精神世界において絶望は最悪死を意味するため、メリオダスは一気にパワーダウンを起こし魔神王への攻撃の手が止まる。それに伴って魔神王メリオダス相手に優勢だったバンも唐突な魔神王メリオダスのパワーアップにより一転して防戦一方となるなど戦況は大いに悪化する。
この絶望的状況下でゴウセルはメリオダスのところまで他の七つの大罪メンバーとエリザベスを送り届け、魔神王のウソを看破してメリオダスを救った。
その一方で
魔神王はメリオダスに対し「現世に戻っても1日ももたず消滅する」という不吉な発言をしており、メリオダス自身もそれについて心当たりがあるような様子だった。
この発言が何を意味するのかは不明。