概要
精霊の加護を受けた主人公と仲間達が邪悪なものに立ち向かう。
ちなみにラッドでありラットではない。タイトルを直訳すると「アークという少年」になる。
キャラクターデザインは国末竜一。
キャッチコピーは「光と音のRPG」
公式サイトによるファンへのサービス及び公式FCはあったが、FCを紙の会報からネット上に移行するとなった際に実現不可能だったのか、なくなってしまった。
なお公式サイトのファンサービスは壁紙の提供、BBS、フリー素材など。
たまにTOP画像に書下ろしの恵みの精霊や暑中見舞いなどがあった。
シリーズ作品
アークザラッド
スメリア・トウヴィル出身の主人公アークとその仲間達の話であるが非常にボリュームが少なく、実質的にプロローグでしかない。
コミック版(加倉井ミサイル)もあるがデザインが多少異なる。
主なキャラクター
アーク・エダ・リコルヌ ククル トッシュ ポコ イーガ ゴーゲン チョンガラ ちょこ 恵みの精霊
アークザラッド2
前作より1年後の話。ストーリーは本作でいったん完結。
ハンターを職とするエルクとその仲間達の話。
前作とは打って変わって、非常にボリュームが多く、寄り道イベントを含めるとプレイ時間は100時間を超える。
また1のデータをコンバートすることで途中から登場する1の主人公アーク達のレベルやイベントなどに変化がありまた一部のモンスターを捕獲し仲間にできる。
アニメ、コミック(炎のエルク/西川秀明、アークザラッド2/藤凪かおる)などがあるが設定や結末などは多少異なる。
主なキャラクター
エルクコワラピュール リーザ パンディット シュウ シャンテ グルガ サニア ヂークベック アクラ
アーク・エダ・リコルヌ ククル トッシュ ポコ イーガ ゴーゲン チョンガラ ちょこ
アークザラッド3
前作より3年後の物語。
ハンターを目指す少年アレクの話。
2のデータをコンバートする事はできるが、レベルの範囲が決められている等制限がある。
パーティメンバーは比較的若い年代。
ドラマCDがある。
主なキャラクター
アークザラッド精霊の黄昏
前作より約1000年後の世界。
人と魔族が争っているが同族同士でも争っている。
人間側の主人公、魔族側の主人公の章を交互に進める。
前作までのデータを引き継ぐシステムはないが、ストーリー中に昔話として前作の話が語られる。
また、VJとのコラボをしたためファンによるイラストがマップ中にあったり、EDスタッフロールに応募により体験会に参加してくれた人が載っている。
主なキャラクター
その他 リリア ウィンドルフ ナフィア ヒエン スイエン ダッカム
アークザラッドジェネレーション
前作より5年後の世界。
ハンターを目指す少年の話。
過去作と違いアクションゲーム要素が入っている。
精霊の黄昏のデータを使うことで特典はあるが、頑張ればゲーム中で手に入る。
また、シリーズ初のオンラインもあった。
主なキャラクター
アークザラッド機神復活
ワンダースワンで発売されたシリーズ4作目に当たる作品でアークザラッド3の続編にあたる。
未来からタイムワープしてきた少女フィニアが3の物語の後のエルクの前に現れる。
主人公はエルクだが、ヒロインはフィニアになる。
なお、グロルガルデが登場するが、因縁の相手であるヂークベックは登場しない。
主なキャラクター
アークザラッドモンスターwithカジノゲーム
『2』のデータを使ったソフトでアペンドディスクに当たり捕獲したモンスターの交換や闘技場で戦わせたりすることができる。
また、このソフトを使うことにより2つのメモリーカードのデータを行き来きさせ、アイテムを増殖させた低レベル高ステータスキャラを作ることができる。
キャッチコピーは『アーク、たまには脇役になりなさい』。
アークザラッドR
2016年12月7日、ForwardWorksの配信予定のゲームアプリを紹介するコンテンツ発表会
"ForwardWorks Beginning"にてワイルドアームズとともにReboot Projectと題しスマホ用アプリゲームとして完全新作を制作することが発表された。
2018年7月17日にスマホ向けアプリゲームとしてTwitterにて発表され、
後日に正式タイトルが「アークザラッドR」となり本格始動する。
Ⅱから10年後の世界が舞台でキャラデザと声優が一新されており(エルクのみ何故かアニメ版と同じ浪川大輔氏)、かなり今風になっている。
Ⅲとは設定(主に世界地図)に矛盾が見られるなどパラレル関係となっているが、アレクとシェリルが登場している。
主人公は水上都市国家ミルマーナの自警団に所属する少年「ハルト」
ヒロインは時を超え空から舞い降りた少女「ミズハ」
アニメ
アークザラッド2をベースにした形だが前半(1~13話(白い家編))は多少の誤差はあれど概ね原作通りに進んでいたが後半(14話以降(聖柩編))からは完全オリジナルとして話は進んでいく。本作には一部のキャラクターは登場しない代わりにアニメオリジナルキャラクターが多く存在しており、また、主要キャラクターの声優が一部変更されている。
原作改変が強く特にリーザとミリルの扱いは精神的に来る人は来る。
ロマリア4将軍の存在価値も微妙で、ラスボスがオリジナルキャラだったりアンデルとかの主要悪役キャラが放置さたりとかなりムラがある。
ただ物語の最後は2と違いアークとククルが生き残り、共にスメリアに帰還する形をとっており本編よりも(見方によっては)前向きに終わっており、本作のOPやEDの評価も高い。
作画の癖が強くストーリーやキャラに関してもⅡとはかけ離れている部分がありアニメとしては賛否両論でゲームファンによっては黒歴史として扱っている人もいる。
話数 | タイトル | 話数 | タイトル |
---|---|---|---|
1話 | 炎の少年 | 14話 | 精霊の巫女 |
2話 | 運命のはじまり | 15話 | 焔立つ |
3話 | 時雨の心地 | 16話 | 奪還 |
4話 | 蒼き女神 | 17話 | 緋色の王城 |
5話 | 犯罪者たち | 18話 | キメラ使い |
6話 | 波音の彼方 | 19話 | 両雄対決 |
7話 | 古の守護者 | 20話 | 再会 |
8話 | 逃亡 | 21話 | 真実の在処 |
9話 | 残された友 | 22話 | 影に潜む |
10話 | 名も無き十字軍 | 23話 | 凍れる瞳 |
11話 | 孤独な勇者 | 24話 | 闇の胎動 |
12話 | 白い家 | 25話 | 聖柩 |
13話 | 微笑みの聖母 | 26話 | 輝の少年 |
用語
古の七勇者
伝承として語られるゴーゲンを含む七人。
『アークザラッド1』のパーティは、彼らの子孫や生まれ変わりのような存在でもある。
ファンクラブの会報表紙にその姿がある。
七勇者
主にアーク達『1』のメンバーら七人を指す。
レジェンドハンター
エルク、シュウ、アレクのことを指す。
聖櫃(アーク)
精霊から授かった邪悪なるものを封じてある箱。
主人公のアークのことではない。
時渡り
時を旅して過去や未来に干渉する存在。精霊の加護を受けていても神ならぬ者が使い続けると体に負担をかける。
アーク1ではヨシュアがチョンガラの命を救ったり、
アーク2ではアークがヨシュアから「精霊より受けた力(ヨシュアの形見という名のアクセサリー)」を受けとる事で過去に渡り強化した精霊の鏡の力で闇の力を抑えた事でアーク3分岐世界が生まれ、
アーク機神復活では未来人フィニアが機神復活を阻止に過去に転移してくる。
アーク2の10年後の分岐世界アークRでは、ミズハが時渡りしてくる。
パラレルワールド時系列分岐
1⇒2(アークⅠの1年後)⇒3(アークⅡの3年後)⇒機神復活(アークⅢの3年後)⇒精霊の黄昏(1000年後)⇒ジェネレーション(精霊の黄昏の5年後)
1⇒2(アークⅠの1年後)⇒R(10年後)
1⇒2アニメ
関連イラスト
関連タグ
ArcTheLad アークザラッド2 アークザラッド3 精霊の黄昏 炎のエルク アークザラッドR
プレイステーションクラシック:アークザラッドとアークザラッド2が収録