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ファルサリアの編集履歴

2019-04-14 23:18:22 バージョン

ファルサリア

でんしょうのようせい

ファルサリアとは、ミリオンアーサーシリーズの登場人物である。

「間違った運命は、歪めて正す!」

cv.茅野愛衣

概要

ブリテンの遺跡で突如目覚めた『断絶の時代』を超えてなお自立稼働する謎の妖精。

伝承の妖精」と呼ばれる存在で、周辺一帯の伝承や神話をスキャンし自身にとって都合が良い形に歪曲し再現するという能力を持つ。

名前の由来は、古代ローマ帝国の詩人ルカヌスがガイウス・ユリウス・カエサルとポンペイウスの間で行われたローマ内乱を物語った叙事詩『ファルサリア』から。※


乖離性のメインストーリー6章にて、作中世界における「ファルサリア」も、本来は書物の名前であると解説されている。


プロフィール

名前ファルサリア
性別女性
体重45kg
身長157cm
サイズB:77、W:58、H:82
利き手両利き
性格天真爛漫

容姿

外見は14〜16歳くらいの少女であり、紫がかったハーフツインテールの黒髪と、時計を模した「クロノスウォード」と呼ばれる二本の大剣が特徴。

また頭部には「クロノストレイン」と呼ばれる猫耳カチューシャを彷彿とさせる端末が、胸部には感情の変化に応じて発光するコアが搭載されている。いずれも自由に取り外しが可能。


乖離性ミリオンアーサー

シリーズ初登場。本作のタイトルロゴとなっている事からも分かるように『乖離性』というゲーム全体の象徴とも言うべきキャラクターであり、ストーリーにおいても全編を通して実質メインヒロインの様な扱いを受けている。


メインストーリー第1部


6章

突如として目覚め強固な訓練城の正門を力技で直接破壊してヘヴリディーズのアーサー達(以下4アーサー)の元へやってくるという衝撃的な初登場を果たす。前述の圧倒的な強さと能力で、4アーサーでは全く歯が立たなかった『外敵』の軍勢やキャメロットアーサー及び彼の率いる騎士達を一瞬で壊滅させる。この際ファルサリアがヘヴリディーズ勢力に与した理由が彼女曰く「スポーツの試合観戦の感覚でついつい弱い方を応援したくなったから」

訓練城へ帰還後、4アーサーに対し「運命を平定するためにキャメロット、外敵、ヘヴリディーズのうち2つの勢力を滅ぼすから、誰が滅ぶかを1番弱いあなた達に選ばせてあげる」と選択を迫る。


7章

盗賊富豪に「妖精であるファルサリアが何故人間社会の安定を目指すのか」を問われた際にまるで何かに思考を阻害されているかの様な反応を見せる。この出来事がきっかけとなり、ファルサリアの内部にある「ディアドラ=プログラム」と呼ばれるソフトウェアこそがファルサリアの破壊衝動の源泉である事が判明する。


8章

ディアドラ=プログラムを破壊すべく「魔女の三姉妹」の協力を取り付けて自身をデータ化してファルサリアの内部へダイブする計画を進めるアーサー達を感知。奇襲をかけるも、最終的に内部への侵入を許してしまう。


9章

(ネタバレ注意)





































ファルサリアの記憶領域にて、実は彼女に与えられた本来の役割「世界を守ること」であった事が判明する。

正確には「変わりゆく運命を監視し、過度の負荷が加わる事を阻止すること」。

本作の世界は、本来あるべき運命に新たな伝承や神話を1から差し込んでしまう(=規定の運命に抗い、新たな物語を生み出してしまう)と、世界の法則に深刻なバグが生じ全てが瓦解してしまうのだという。ファルサリアはいわば「運命の監視者、審判者」として、遥か昔『断絶の時代』に生み出され、世界を守るためのシステムの一環として組み込まれていたのだった。


しかし


ファルサリアには確かに運命を変えてしまうほどの人間さえ殺害出来る力があり、妖精である以上半永久的に監視を続ける事が出来るが、彼女のはそのような機械的な虐殺を許容出来るようには出来ていなかった。ファルサリアは本来心優しく、そして何より非常に脆い心を持った妖精だったのである。

そこで彼女の製作者であり、誰よりも彼女を愛していた研究者ディアドラがファルサリアの脆く優しい心を守るために「ファルサリアの本当の心を眠らせ、その表面上にファルサリアの心があるように振る舞わせる」ソフトウェア、ディアドラ=プログラムを注入したのだった。

しかし結果として、ファルサリアは自身の意思を失った事で全ての破壊や虐殺を合理的思考のみで判断するようになり※最終的には運命を変える技術を持つ者として、自身の生みの親であるディアドラさえも殺害してしまった。


アーサー達によってディアドラ=プログラムが破壊されると彼女は本来の心を取り戻し、自分を受け入れてくれるアーサー達の優しさに触れ、徐々にアーサー達へ心を開いていったのだがーーー






※6章での「弱い方を応援したくなったから」という発言も、ディアドラ=プログラムによって運命を平定するための合理的な理由として生み出され、あたかもファルサリアが自分の意思で気まぐれで手を貸した様に見せかけていただけであったと考えられる。また、メインストーリーにおいてはファルサリアが語尾に「にゃ」を付けて喋るのはディアドラ=プログラムが作用している状態の時のみとなっている。


10章

ヘヴリディーズのアーサー達に情を寄せるあまりに、彼らの敵対勢力である『外敵』とキャメロットに対して激しい憎悪を抱くようになる。

取り戻した自分自身の意思で「世界から悪しきものを全て取り除き、正しいもの、優しいものだけの残った新世界を作る」という新たな目的を掲げ、『外敵』とキャメロットを争わせるように煽り、人間の悪感情を最大限まで炙り出した上で、世界を滅ぼす醜い者である自分自身も一緒に消え去ろうと両勢力との心中を図る。


「あたしを殺せるのはあたしだけ」

「きっと、生まれてきた事が間違いだった」

「だから間違いを正してあたしは消え去る。せめて他の全ての過ちを道連れにして」


駆け付けたアーサー達に必死に説得されるも聞く耳を持たず、更に感情を取り戻した事によってプログラムが破壊される以前より格段にパワーアップした彼女を止める事は困難を極めた。アーサー達は感情によってブーストした彼女を、同じく感情を動かす事で弱体化を図ろうと「傷口からアーサー達の何気ない暖かい日常、いわば人間讃歌のデータを直接流し込む」剣マルミアドワーズを彼女に直撃させるも、データを流し込むどころかファルサリアの身体があまりにも硬すぎて擦り傷ひとつすらつける事が出来なかった。

しかし尚も立ち上がるアーサー達に「そこまでしてどうして立ち上がるのか」と問うと、4人のアーサー達は「エクスカリバーを抜いた本当の理由」「王になる事で叶えたい夢」そして「ファルサリアさえも救いたい、守りたい存在なのだ」と、満身創痍の体で口々に叫ぶ。

ファルサリアは激しく動揺し、自身の中に新たな感情が芽生えていく事に気付く。


ファルサリア

「あたしは、あなた達を守る」

「その為なら、あたしは自分の意思で人を殺す…正しくないもの、優しくないもの、全て…」


傭兵アーサー

「なら、俺を踏み越えていけ」

「…もう出来ないだろう」


完全に戦意を喪失し、その場に泣き崩れるファルサリア。

ディアドラ=プログラムを注入されてより世界を滅ぼし続けていた事で忘れかけていた、本来の彼女の持つ脆く心優しい感情。長過ぎる年月を経て遂にファルサリアは、真の意味で自分の本当の心を取り戻したのであった。


メインストーリー第2部


1章〜4章

ヘヴリディーズに居候してオイフェやレウィとの恋バナに明け暮れたりと、日々を満喫している。

出力が大きく低下してはいるものの彼女の存在はキャメロットや『外敵』にとって十分に脅威であり、キャメロットとの和平交渉に際してヘヴリディーズは彼女を保有し続ける代わりにキャメロットにゲイ=ボルグの使用権限を譲渡する事となった。

またキャメロットより査察に来た王女グィネヴィアに異様に溺愛されており執拗なスキンシップを受け続けた結果、以降グィネヴィアがヘヴリディーズを訪れる度に即座に物陰に隠れたりと彼女を恐怖の対象として見るようになった。


10章

タリエシンとの決戦に向かうアーサー達に「おまじない」と称し、エクスカリバーの伝承を歪める事で呪いからアーサー達の命を守った。第2部で大きく出番が減った彼女だが、最後はメインキャラクターに相応しい活躍を見せた。


メインストーリー第3部


2章

ある日を境に「自分の作られた頃」の夢を見るようになる。

また、夢の事を考えている内に突如「この文明を滅ぼさなければ」という使命感に駆られ暴走するが、夢に繋がる経路を自身で即座に遮断する事で事なきを得る。


3章

ディアドラ=プログラムが除去されているのにも関わらず暴走を始めた原因を突き止めるため、再びアーサー達を自身の内部へダイブさせる。

アーサー達がファルサリア内部で遭遇した、外部からの解析を徹底的に妨害するアテオスと名乗る妨害プログラムは、ファルサリアとそっくりな姿をしていたがーーー


イベントストーリー


「間違った運命は、歪めて壊す!」


魔女アレミラをめぐる騒動にて、平行世界に存在する「もうひとりのファルサリア」闇堕型ファルサリアが登場する。このファルサリアはヘヴリディーズのアーサー達と最後まで通じ合う事が出来ず自身を戦力としか見る事が出来ないブリテンに絶望しきっており、その上でアレミラによって暴走させられた事でアレミラの手駒とも言うべき存在になってしまっている。とはいえアレミラにも彼女の機能を完全に制御出来ている訳ではないらしく、単純な出力こそ本来のファルサリアを上回るものの伝承のスキャン、歪曲といった彼女の固有能力を行使する事は出来ない。

彼女を完全な制御下に置くべく闇堕型ファルサリアの人格、精神をこちらの世界のファルサリアに上書きしようと目論むアレミラに言われるがままに従いヘヴリディーズを蹂躙するが、平行世界のアーサー達の力を継いだアーサー達の新たな力「聖剣解放-トランス-」の前に敗れた。


闇堕型ファルサリア

「あたし、もう消えるのね」


ファルサリア

「大丈夫。あなたの世界に戻るだけ」


闇堕型ファルサリア

「……皆、来てくれるかな……」


ファルサリア

「ふふっ。心配しなくても、とっても素敵な姿になって迎えに来てくれるはずだから」


闇堕型ファルサリア

「ああ……それは、すっごく楽し、み……ね……」


聖剣解放の際、平行世界のアーサー達から想いを告げられ、自分の世界に希望を抱きながら元の世界へと帰っていった。


騎士カード

メインキャラクターだけあって、かなりの種類の騎士カードが存在する。

第1部のラスボスだけあっていずれも強力な効果を持っており、十分な活躍が期待できる。


3Dボス

2016年、第2回御祭性ミリオンアーサーにて3Dボスとして実装されて以来、難易度や属性を変えながら何度も登場している。

いずれも、強力な割合ダメージや単体多段攻撃、プレイヤーの使用コストを制限する「コスト封印」への対処が攻略のカギとなる。


乖離性3周年記念イベントでは闇堕型ファルサリアが3Dボスとして実装された。

戦闘開始直後に1つの部位にランダムで貼られる多重バリアの他、ターン経過によって激化する全体攻撃が多くのアーサーを苦しめた。


叛逆性ミリオンアーサー

ゲーム、アニメどちらにも登場。

「乖離性」に負けず劣らずの大活躍であり、アニメ2期ではメインキャラクターを務める。


アニメ

OP映像でシルエットとして映ってはいたが、1期最終話より本格的に登場する。

90万人を超える軍勢にたった6人で挑もうとするエージェントアーサー達に突如加勢し、一瞬で殲滅してしまうという、乖離性での初登場時を彷彿とさせる衝撃的な地上波デビューを果たす。

第2期ではキービジュアルに彼女の姿が大きく描かれており、メインキャラクターとして活躍する。


本編

時系列としては乖離性第1部終了後にあたり、ヘヴリディーズで暮らしているが「聖母」と呼ばれる存在によって汚染を受けており、酷く衰弱している。

(ネタバレ注意)





















「あたしは逃げない。ここはみんなが、帰ってくる場所」

「また……みんなで一緒に……」


キャメロットより突如放たれた、ゲイ=ボルグすら可愛く思える程の大規模塩化兵器「聖母砲スターバトマーテル」からヘヴリディーズを守り致命傷を負う。傷の回復のために休眠状態に入るが、この際に『我々』と呼ばれる集団に属する騎士パーシヴァルによって拉致されてしまう。

『我々』からファルサリアを取り返そうとエージェントアーサー達が駆け付けた時には既に遅く、「聖母マトローナ」によって塩化させられてしまっていた。


騎士カード

「複製型ファルサリア」「雛祭型ファルサリア」の2種類が登場している。特に鉄拳アーサーの「複製型ファルサリア」は非常に強力で、高難易度ダンジョンでは重宝する。


余談だが、何故かこの「雛祭型ファルサリア」は「乖離性」の「逆行型」を除く他のファルサリアの複製騎士とは違い身長、体重、スリーサイズの全てがオリジナルと異なる。


弱酸性ミリオンアーサー

ラスボスってなんだっけと言わざるを得ないぞんざいな扱いを受ける。

  1. ウアサハに空気ぐらいの存在だと思われている。
  2. タイトルロゴに自分がいる事をこれでもかというほど強調する。
  3. 原作通り滅茶苦茶な強さを誇るが弱体化している。
  4. 攻撃がカニバリズム
  5. ウアサハのコチョコチョで大きな隙が生まれてスカアハに殴られる。
  6. エンドで2017年発売されたフィギュアの宣伝をする(パンツは白)


関連イラスト

ファルサリアちゃんセンシティブな作品

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関連タグ

乖離性ミリオンアーサー

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ラスボス チート デウス・エクス・マキナ

 大剣 ロリババア ドS 貧乳

ミリオンアーサーシリーズの登場キャラ一覧

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