1983年に宮崎駿が徳間書店のアニメージュ文庫から出した作品で、チベットに伝わる民話を元にしている。
作中の世界の設定や登場人物、話の展開、動物などは後の『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』などに登場し、『もののけ姫』の原点の一つとなった。
ジブリ映画『ゲド戦記』は原作とは違う原案としてシュナが使われた。
1987年にNHKがラジオドラマとして製作・放送し、シュナの声はアシタカと同じ松田洋治が演じた。
物語
深い谷の小さな国の王子・シュナは、ある旅人からどんな土地でも実る黄金の種の話を知り、やせた国を救うためヤックルに乗って、西へ向け旅に出た。