概要
1997年完成、同年より中日ドラゴンズの本拠地となっている。なお、ナゴヤドームが完成するまでドラゴンズの本拠地だったナゴヤ球場は、ドラゴンズのファーム(二軍)の本拠地として活用されている。
最寄り駅は名古屋市営地下鉄名城線のナゴヤドーム前矢田駅が近い。
この球場自体は広くはないが、セントラルリーグの球場が軒並み狭い為か、投手有利の戦になりやすい。
その為、阪神タイガースや読売ジャイアンツなどの打撃主流のチームは鬼門になりやすい。
この球場の特徴として、「106ビジョン」が挙げられる。三菱電機の「オーロラビジョン」であり、映像演出は、制作プロダクションである東通の子会社である名古屋東通が手掛けている。
中央部分にはスコア、打順、守備位置、ボールカウント、審判、両翼ビジョンのセンター寄りには打席に立つ選手や登板している投手の成績、両翼ビジョンの外側には広告、選手のプロフィール、ドラゴンズの選手応援歌の歌詞が表示される。ドラゴンズのスターティングメンバー紹介の際は、全体を使って行う。
開設当初のスコアボードはCRTだったが、2008年にLEDに取り換えられ、ハイビジョン対応となった。このビジョンの名前は「ライブビジョン」。2017年シーズン前にはそのライブビジョンの両側にほぼ同じ大きさのビジョンを2機増設。横幅は106.56mとなり、セ・リーグ本拠地球場では最大、日本の野球場では福岡ドームに次ぐ2番目の大きさとなった。この横幅と「ドーム」の掛け合わせから、新しいビジョンの名前は「106ビジョン」となった。
バックネット裏3階のの放送席は、3塁側からJ SPORTS・CBCテレビ・東海テレビ・NHK(テレビ・ラジオ両方)・東海ラジオ・CBCラジオとなっている。それ以外にも放送席を持たない中京テレビ・テレビ愛知・メ〜テレ・サンテレビなどが使用するフリーの放送席がいくつかある。また、CBCテレビや東海テレビが副音声企画などに使用する部屋もある。
関連項目
セ・リーグの本拠地球場
東京ドーム 神宮球場 横浜スタジアム 阪神甲子園球場 マツダスタジアム
パ・リーグの本拠地球場