トリッシュ・ウナ
とりっしゅうな
あたしはどうしても知りたい!
自分が何者から生まれたのかをッ!
プロフィール
名前(年齢) | トリッシュ・ウナ(15歳) |
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スタンド名 | スパイス・ガール |
生年月日 | 1986年4月19日※ |
血液型 | A |
身長 | 163cm |
好きな俳優 | グウィネス・パルトロー、マルチェロ・マストロヤンニ(男優) |
好きなファッション | ドルチェ&ガッバーナ |
好きな食べ物 | ペリエ(フランスの水)、すっぱい味のサラダ、カニ |
嫌いなもの | 美しくないもの全て、昆虫、くさい男 |
※ボスの集めた資料に記載されていた生年月日。
63巻のプロフィールでは1985年6月8日とされているが、物語の舞台が2001年、年齢が15歳であることから、上記の方が信憑性が高い。
概要
ジョルノ・ジョバァーナ達が所属するギャング組織『パッショーネ』のボスの実の娘。
ボスがパッショーネを組織する前に偶然儲けた子であり、トリッシュ自身も自分の父親が誰なのか知らずに育ち、ボス自身もその存在を最近になって知ったという。
生まれてからずっと母ドナテラと2人暮らしであったが、やがて母が亡くなる。しかし母は、亡くなる数日前に「父親」の捜索を周囲に依頼していた。ところがどうやっても見つけることができず、周囲の者たちはその正体がパッショーネのボスではないかと勘繰り始める。結果、トリッシュはボスの正体を探る鍵としてボスに反旗を翻した者達から狙われることになる。それを知ったボスは先手を打ち、ペリーコロを通してブチャラティ達護衛チームに娘を保護させた。これがトリッシュがブチャラティたちと関わることになった経緯である。
ここから5部の物語は大きな展開を見せ始めるため、彼女は本編におけるキーパーソンでもある。
物語中盤にて父親の真の目的が「娘(= 自分)の抹殺」であることを知って以降、彼女の運命は大きく舵を切り始める。
人物
性格
当初は口数が少なくツンケンとした高飛車で我侭(もっとも、ギャング団によって半ば強引に保護されたので無理もないが)な娘であったが、父親と新しい生活を送れるのか不安に思うなど、平凡な少女としての一面ももっている。ゆえに父親が自分を殺そうとしていたことを知った時には大きなショックを受けている。
しかし、その父親から自分を命懸けで守ろうとするブチャラティやジョルノたちの姿に感化され、精神的に大きく成長した。以降は性格も丸くなり、元より持っていた芯の強さはより強くなり「自分の力で生き抜く覚悟」を得たことで眠っていたスタンド能力を開花させた。
また潔癖症で、特にレクイエムの影響でミスタと肉体が入れ替わってしまったときの
「なによこの顔この体ーーッ!! くっ、くさいッ!あたしすごくワキガ臭いわあーッ!!」
という悲鳴(?)は、今となっては「ミスタいじめ」の定番ネタとなるほどインパクト大である。
尚、パッショーネのボスの娘ということもあって、当初は護衛チームの面子からは大変怖がられていたが、共に死線を越えたことでメンバーともフランクに打ち解けた仲となった。特にナランチャとは馬が合った模様。終盤ではなんだかんだでミスタとも打ち解け、上記の臭いは気にならなくなったという。
容姿
パレオのような服装で、軽いクセが付いた髪型をしている。
どうやら父親のファッションセンスと変な斑点は受け継がれなかったようだ。よかったよかった。
ちなみに胸は少し寄せて上げているらしい。発展途上なのだ。
なお、初登場時から暫くはもう少し露出度の低い服を着ていた(特に上半身)。52巻でフィレンツェ行きの超特急に乗るエピソードから上記の服装に着替え、以後その恰好が定着する。
テレビアニメ版では着替える事無く、初登場時から上述の服装を着ている。
余談
小説『恥知らずのパープルヘイズ』では名前だけ登場しており、彼女の私生活や独力で歌手デビューしたことが明かされた。また文庫版では彼女が主役の短編ストーリーが追加されている。
ノトーリアス・BIG戦で飛行機が爆発した時、「良し、くそ野郎ッ」と言ったのはPS2ゲーム『黄金の旋風』だとブチャラティだが、アニメ版ではトリッシュになっている。
原作ではスカートの中は不明だったが、PS2ゲーム『黄金の旋風』では黒パンツ。『アイズオブヘブン』では暗黒空間のため不明。