ピグマリオン
ぴぐまりおん
ギリシャ神話の登場人物、およびこれに由来するキャラクター名・作品タイトル等。
誘導
キャラクター名
- ギリシャ神話のピュグマリオーン → 後述
- 神羅万象のキャラクター → 巨重星ピグマリオン
- プロジェクト東京ドールズの敵。 → ピグマリオン(プロジェクト東京ドールズ)
- メルキオール・フォン・ノイマン(トリニティ・ブラッド)の異名『傀儡の王(ピグマリオン)』
- 糸紡ぐ操手アスロック(蒼き雷霆ガンヴォルト爪)『糸紡ぐ操手』と書いて『ピグマリオンファーネス』と読む。
- ガラテア(ロマサガ3)は赤子を抱いた女性を象った石像の魔物であり、ファンブック『練磨の書』では『闇の聖母ガラテア』『闇の赤子ピグマリオン』とされている。
ピュグマリオーン
オウィディウスの詩『変身物語』に登場する。
キプロス島の王であり優れた彫刻家でもあったピュグマリオーンは現実の女性に失望し、巨大な象牙の塊から自らの理想を体現した女性の彫刻を作成、ガラテア(Galatea もしくは Galathea)と名づけ人間のように愛情を注ぐようになる。
ガラテアに入れ込むあまりピュグマリオーン自身が次第に衰弱していき、これを見かねた愛と美の女神・アフロディーテがピュグマリオーンの願いを叶え、象牙の彫像であったガラテアは生命を授かり人間の女性となり、ピュグマリオーンはガラテアを自らの妻として娶り子を儲けた。
この物語、および『ピュグマリオーン』『ガラテア』といった名前は、詩・小説・舞台演劇・オペラ・バレエ・映画・TVドラマ・漫画・アニメ・ゲーム等々、多くの媒体で取り上げられている。
また心理学における『ピュグマリオニズム(人形偏愛症)』は『ピュグマリオーン』に由来する。
ちなみに、操り人形のマリオネットはフランス語における『マリア』『マリオ』の親愛形が語源であり、『ピュグマリオーン』は関係ない。