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カロリーヌ(鬼太郎)の編集履歴

2019-08-24 22:02:41 バージョン

カロリーヌ(鬼太郎)

かろりーぬ

ここでは、ゲゲゲの鬼太郎に登場するカロリーヌについて解説する。

概要

ゲゲゲの鬼太郎の登場人物の1人。

墓場鬼太郎及びアニメ第1期第3期劇場版では設定が異なっている。それぞれの解説は次の通り。


カロリーヌ

墓場鬼太郎、第1期版

CV:江原詩織

ソルボンヌ大学出身の才女にしてガモツ博士の娘。本人曰く大卒以外の男とは結婚しないと決めているらしい。だらしない男が好みで鬼太郎ねずみ男を虜にしたが、目玉おやじからはフランスからやって来た吸血鬼ではないかと疑われていた。


マガジン及びそれを元にして作成された第1期、第58話「おぼろぐるま」ではおばけの国の総理大臣である元興寺(ぐわごぜ)の娘で、墓場鬼太郎に置いてのカロリーヌと同様に鬼太郎やねずみ男の2人を虜にしてしまう程の魅力の持ち主だが、その本質は父同様に腹黒な性悪で、本心では2人を騙して朧車に始末させようと目論んでいた。最終的には怪気象の消滅と共に他の妖怪たち共々消え去ってしまった。


「ねずみ男ちゃん♪」

第3期、劇場版『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』版

激突! 異次元妖怪の大反乱

CV:藤枝成子

ねずみ男が主役といっても過言ではない映画『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』のゲストヒロイン。


ねずみ男とカロリーヌちゃん

原作版と違い、長い金閥を後ろで三つ編みにした鬼太郎よりも背か低い幼い姿の純真無垢な性格の可憐な少女で、特徴的な模様があしらわれたロケットペンダントを身に付けている。

妖怪の妖怪による妖怪に為の帝国を作る為に日本の東京に侵攻する妖怪皇帝の配下達によって都心がパニックになる中、夢子と2人で都内を歩いていたねずみ男達は地下鉄丸ノ内線で脱出を試みるが、妖怪皇帝配下の1人・土蜘蛛が地中まで侵入。非常停止した電車から脱出する途中、逃げ遅れて1人で泣いていた所を、ねずみ男達は放っておけずに連れて逃走することに。その後合流した鬼太郎たちに保護され、水木夫妻の家に匿われていた。


匿われている間、ねずみ男と交流を深めてお互いに「カロリーヌちゃん」、「ねずみ男ちゃん」と呼び合う程に親しくなるが、後に水木家を襲撃した白容裔に連れ攫われ妖怪皇帝の側近を務める妖怪内閣総理大臣・元興寺(ぐわごぜ)に鬼太郎たちを誘き寄せる為に人質として捕まってしまうが……。


この先、ネタバレ注意






















その正体は元興寺(ぐわごぜ)の一人娘で、鬼太郎たちを朧車の力で亡き者にしようと目論む妖怪皇帝に唆された父親によって東京へと送り込まれたというのが事件の真相である。


もっとも当の本人は父親から「鬼太郎さんたちと遊んできなさい」と言われただけで完全に父親に利用されただけであり、本人は自分が利用されているという事には全く気付いておらず、元興寺の元から自分を助ける為にやって来た鬼太郎とぬりかべが朧車の妖力で石と化した光景を目の当たりにした際は「あの優しいパパが…!」といって強いショックを受けて泣き出してしまった事からもその事を窺い知る事が出来る。


その後、鬼太郎がカロリーヌの救出に向かってからしばらくして遅れて国会議事堂へと辿り着いたねずみ男と再会した彼女は鬼太郎を元に戻すには朧車の涙が必要な事と、自分の素性を明かし、ねずみ男と共に鬼太郎たちを元に戻すために朧車がいる地下へと向かい、何とか朧車の涙を手に入れることに成功するものの、一足逃げ遅れたカロリーヌは朧車の反撃を受け、岩壁に体を強く打ち付け致命傷を負ってしまう。


急いでカロリーヌを助け出したねずみ男は彼女を抱きかかえて安全地帯へと避難するが、既に彼女の小さな命の灯火は消えかけており、自分の死期を悟った彼女はねずみ男に「パパを許してほしい」、「もし生まれ変われたら、私をねずみ男ちゃんのお嫁さんにしてほしい」と願い、その願いを受けたねずみ男は即座にこれを承諾。その言葉を聞いて安心した彼女は大好きなねずみ男の腕の中で静かに息を引き取り、その遺体は「嫌だぁぁ! 俺こんなの嫌だあああああ!」と悲痛な叫びをあげて泣きじゃくるねずみ男の懇願も虚しく光となって天へと消えていった。

ねずみ男ちゃん


その後、妖怪皇帝に対する怒りに燃えるねずみ男は鬼太郎も真っ青の無双ぶりで鬼太郎の元へとかけつける。そして元興寺に「お前はバカ親父だ!」と怒鳴りつけ、カロリーヌの死を告げる。娘の死を嘆く元興寺だったが、妖怪皇帝はそんな元興寺を突き放す。


復活した鬼太郎は妖怪皇帝との決戦に挑む。しかし、その最中妖怪皇帝が身勝手なディストピアをつくろうとしているだけと気付いた元興寺が、娘の仇を取るために介入してくる。


妨害した元興寺を妖怪皇帝は国会議事堂の頭頂部から蹴落とし、元興寺もまた転落死してしまう。しかし、その隙をついて妖怪皇帝もまた鬼太郎に倒された。そして明らかになるその正体は………


事件解決後、2つのロケットとマタタビ餅を備え、元興寺とカロリーヌの親子2人の墓の前で手を合わせるねずみ男は穏やかな笑顔を浮かべながらこう呟いた。


「親子で、仲良く食べな」


彼は約束通り元興寺を許したのであった。


関連項目

ねずみ男 ゲゲゲの鬼太郎 元興寺 ぐわごぜ

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