「さぁ飛び立とう…夢に向かって!」
演:西岡徳馬
概要
「飛電インテリジェンス」の創業者にして飛電或人の祖父。
人工知能搭載人型ロボ「ヒューマギア」を開発した。
第1話開始時点で他界している。享年75歳。
その遺言状で「飛電インテリジェンスが派遣する大量のヒューマギアが心なき存在に利用されて人類を襲う」こと、「ゼロワンドライバーとプログライズキーを用いてそれに対抗せよ」と記し、その唯一の使用権限者である飛電インテリジェンス社長に孫の或人を任命した。
大きな謎
「自らの死後、ヒューマギアが人類を襲う」と予見、その対処方法として上述の「ゼロワンドライバー」を用意していたが、『何故、そうなる事を予期していたか?』の謎が残る。
更に言えば、ゼロワンドライバーを用意していたものの、ヒューマギアを統率する人工衛星のザットに対し、『これと言った防衛策を講じているように見えない』のも腑に落ちない。
「宇宙空間だから」と言っても、既にあそこまで技術革新を見せている以上、『宇宙空間作業用ヒューマギア』が居てもおかしくない上、『パスワードロックを日間隔で変更する』『常に最新のファイアウォールを用意する』と言ったものすら見えていない。
最後に『イズ以外に事情に明るい協力者が、社内に存在しないのか?』である。
仮にこれが事実であれば、『飛電インテリジェンスの信用・イメージ等の企業価値の失墜へと繋がり、最悪の場合は自社の解散や破産の危機を生む』にも関わらず、遺言状が読まれるまで、社内の主だった運営陣の誰も知らなかったのは、常識から鑑みても『異常』でしかない。
余談
演者の西岡氏は仮面ライダーシリーズ初出演。ウルトラマンシリーズではウルトラの父の声を演じていることでおなじみである。
奇しくも彼の孫であるタイガも令和ウルトラマン主役第1号を務めており、令和仮面ライダー・令和ウルトラマン両方の祖父役となっている。