この記事はネタバレを含みます。
概要
親記事「名言(フィクション)」の項目が重くなり過ぎ、記事の閲覧と編集に支障が出るようになったため、特に「ひぐらしのなく頃に」関連の名言をこちらにまとめるものとする。
独立項目なのでキャラクター別にしても良いかもしれません。
メイン画像は適切なものに変更してください。
前原圭一
- 運命なんてな、金魚すくいの網より薄くて簡単に破れるもんだってことを覚えておけよ!
- 悪いことで続いた平穏ってのは…絶対に長く続いたりしないんだ。それを人は本能的に知ってるから…悪いことを嫌うんじゃないかと思うんだ。
- 俺は、君のことが好きだった……。
- とても、簡単な事だったんだ、レナ、もし危ない事があったら、仲間に…仲間に相談するんだよ。
- 何かやばかったり、疑いそうになったり、辛いことがあったときは、仲間に、仲間に相談するんだよ!!
- 遠慮して変な壁を作ってほしくないんだ…昔の俺みたいにさ…
- 嘘だなッ!!レナはこんなのが最善だなんて思ってねぇ!だってその証拠にレナはさっきから泣いてるじゃないか!!
- 魅音は俺の親友だ。
- 鬼だ。お前は魅音じゃない!さっきまで一緒だった魅音を返せ!魅音!鬼なんかに負けるな!魅音ー!!
- いいか詩音。俺は殺されたってここをどかねぇぞ!お前がいない世界を沙都子には見せない!俺たちは最高の形で沙都子を救うんだ!!
- 俺はお前を見捨てねえ!!魅音たちだって去年とは違う。助けてくれるハズなんだ。苦しんでる仲間を誰が見捨てるかよ!!
- 俺は、大切な人を守ってみせる。絶対にだ!
- 俺は、レナの全てを許す。だからレナもみんなも、俺の罪を許してくれないか…?俺は今日までレナの苦しみに気付けなかった。それは今日を招いてしまった俺の罪なんだ。
- 俺達は取り戻せるんだ、平穏だった日々を‼︎これだろ?レナが選びたかった未来は‼︎これなんだろ⁉︎レナが選びたかった選択肢は‼︎さあこの手を掴め!みんなで手を差しのべあえば未来を掴めるんだッ!
- レナももう言葉なんていらないんだ。ただ黙ってこっちへ手を伸ばせばいいんだ!!来い、レナ!まだ手遅れでもなんでもねぇ!!まだ間に合う!まだ選べるんだ!!俺達はやり直せるんだ!!
- 俺はまだ諦めない。まだ間に合うんだ。惨劇は回避できるんだ。運命は抗える。そして、掴めるんだ。その先の未来って奴を。
- 幸せな日常を取り戻そう、俺達全員で‼︎
- 運命を読めるなんていい加減なこと言っちゃいけないぜ?男にとって宿命と運命という言葉はもっともっと尊くて熱い意味がこもってるんだ。そんな易々とよめるもんじゃねぇ。百万長者ゲームで戦うのが俺の運命だと言ったな!その運命とやらを俺がブチ壊してやろうじゃねぇか!!
竜宮レナ
- ⋯一人で悩んでも全然ダメなんだよね。悪いことばかり考えてしまうし。だから思ったの、人に相談することはとっても大事。仲間はただの遊び友達じゃない!本当に大切なことを打ち明けられる重要な存在なんだって。…そんな、当たり前のことに気付いたの。だから私も、誰かが悩みを持ったら、相談に乗りたいし、助けたい。力になりたい。だから、私が打ち明けるにたる仲間だと信じてほしい。
- 朝は私におはようって言って、夜は私におやすみって言ってほしい。いっぱい私に優しくして、いっぱいわたしを楽しくさせてほしい・・・。
- 家族がどれだけ素敵なのかって分かるのは…失ったときなんだから…
- 楽しい毎日がいつか終わるものなら、それがいつかなんて誰にも分からない。だったら、たとえ明日そうなっても悔いが残らないように、精一杯楽しく生きるのが正解じゃないのかな。
- 圭)日々を退屈でなく、幸せに過ごすのって、何かコツでもあるのか?—————レ)気付くことだよ。幸せな日々が有限であることに。
- 魅ぃちゃんが怒っていたのは、忍び込んだ事よりそれを隠してたことだと思うの。圭一くんは自分から思い出して、謝らなきゃいけないんじゃないかな。
- 奇跡はね、触れたり喋ったりで起こすんじゃないんだよ。信じる気持ちが起こすんだよ。
- さあ、もう一歩踏み出して幸せへの努力を重ねよう重ねよう。
- もういいよ、お父さんはちゃんと間違いに気付いてくれたもの。お父さんは私にとってただ一人のお父さんなんだから。
- 幸せになるために、どれだけの努力が必要なのかな…
- 部屋に合わせるんじゃなくて、私たちに合わせるべきだと思います。
- 嘘だよ、沙都子ちゃんは全然大丈夫じゃないよ。そのことを皆知っているから沙都子ちゃんを助けようと頑張っている。手を差し伸べている。だから沙都子ちゃん、あなたも手を伸ばして!
- 許して⋯何も出来なかった私たちを⋯許して⋯
- 異なる世界と比べるという時点で、それは人の身に過ぎたことなんだよ。それを比べ悩むのは神様の仕事。私達の仕事じゃない。私たちに与えられる世界は常に一つで、その世界で幸せを見つけられるようにできているの。
- 一人で叩かれたら二人で叩き返そう。それが雛見沢の魂じゃなかったっけ!?
- どんな難問でも、力を合わせればきっといい方法が思いつく。———昔、誰かにそう教えてもらったような気がするよ。
- 私を信じて…さぁ、手を伸ばして!
- ……大丈夫だよ、圭一くん…私を信じて…
園崎魅音
- 慰められて甘えられる、これに味を占めると不幸に酔うのが癖になる。
- レナの境遇を察しなかった事を部長として恥じるよ。許してほしい。勿論レナが相談しなかった事も許す。私がそれだけ未熟だったって事だからね。だから私はレナの罪を許す!
- 私たち雛見沢の人間なら忘れたとは言わせない。かつて、雛見沢もダム湖の底に沈むという運命が決まっていた。でも、雛見沢を守るために二千人の人々が結束して決まっていた運命を打ち破ったじゃないか!!!
- 一人で石を投げられたら二人で石を投げ返せ。三人で石を投げられたら六人で石を。八人が棒で追われたら十六人で追い返し、千人が敵ならば村全てで立ち向かえ。一人で受けた虐めは全員が受けたものと思え。一人の村人のために全員が結束せよ。それこそが磐石な鬼ヶ淵死守同盟の結束なり!
- 人には、誰にも言えないような過ちも失敗もたくさんある。
- 話したくないことなんて生きてりゃ増えてくよ。それを全部打ち明けないと仲間と呼べないならさ、わたしゃそんな仲間はいらないね。
- 無菌室の試験管の中で育った人間でもない限り、人の人生は試行錯誤の繰り返しだと思う。良いことも悪いことも、いろいろなことを繰り返して成長してそれで最後の最後に素晴らしい人間になれればいいんじゃない?
- あたしは部長さ!みんなを背中に守れるなら、こんな嬉しいことはないね!
- おはぎのクイズ、分からなかったから罰ゲームだよ!早く元気になぁれ☆
園崎詩音
- ええ、認めますよ。私は北条悟史君が大好きです。彼のことが大好きです。それっていけないこと?人が人を好きになることに何か理由が必要?
- 私は悟史くんに頼まれたんだ…いなくなった悟史くんに、沙都子を頼むって言われたんだ……!
- 今日までの出来事が全て、夢だったらいいのになって何度も思った。だから、書いてみた。書いて夢になると信じて。ほら、よく漫画の中にあるじゃない?私の目の前に食べきれないほどのお菓子が積み上げてあって、それに手を伸ばし、まさに食らいつこうというところで、無粋に起こされて眼を覚ますの。それはとてつもなく長い夢で、私は一年以上も眠っていたことになる。そう。私は、監督の野球チームの試合のあと、有頂天に駆け出して、赤信号の横断歩道に踊り出して、バイクにはねられてしまった。それでずっとずっと一年以上意識が戻らなくて。ようやく、目が覚めるの。瞼を開けた時、そこには病院の天井が飛び込んでくる。それから、ずっと看病しててくれた悟史くんが覗き込んでくれて……流石にこれは出来過ぎか。でも、いいよね?そういうことにしても、いいよね?生まれてきて、……ごめんなさい。
- ごめん…みんな…もう間違わないよ…
- 沙都子を守ってみせる…!それが悟史くんとの約束だから。
- 私は悟史くんに頼まれた。いなくなった悟史くんに沙都子を頼むって言われたんだ⋯!⋯そうだよ、沙都子はただの遊び友達じゃない。友達以上!家族だとすら思ってる!!
- 確かに確執はあったよ。こんなの理不尽だって。だけどその事であんたが引け目を感じることはない。がんばれ魅音。私も詩音をがんばる。
- 泣きたければ泣けばいい。でもね、泣いたって何も解決しない!何でなくの?泣けば、誰か助けてくれるから?助けてくれる人がどれだけ傷付いているかなんて、想像もつかないでしょ⁉︎
- 竹を割ったような性格と呼ばれるよりも、むしろ餅をついたような女と呼ばれたい!それが私、園崎詩音ッ‼︎
- 離婚も失恋も、相手を愛した分だけ傷も深まります。 その落ち込みの深さは、決して悪いものじゃないと私は思います。
- 圭ちゃん、まだ死ぬ気は無いけど、下にいる"詩音”に伝えて。私たち、また生まれ変われるなら、次の時も双子がいいね!
- お姉に伝えて。いい女は死なないからッ!
北条沙都子
- 勝利のためには、あらゆる努力を尽くしなさいませー!
- 家族で水入らずの食卓を囲みなさいませ!
- 私だって胸が張り裂けそうなんですのよ 詩音さんは私の…ねーねーなのに…!
- 私は絶対ににーにーに甘えたりしないの!泣けばにーにーが来てしまう!呼ばない!泣かない!叫ばない!だから一人で耐えて見せるんですのよ!にーにー、見てくれてますわよね⋯。沙都子はこんなにも強くなったんですわよ⋯。こんな⋯この程度で私は泣かない、助けを呼ばない⋯。にーにーが私に代わって傷ついてくれた痛みには⋯こんなの遥かに及ばないんだから⋯。
- 悩み事があるなら『仲間に相談する』‼︎それが一番ですわ!
- 私も梨花も両親を失って一人ぼっちでしたけれど、今日までそれを嘆いた事はありませんでしたわ。皆さんが、仲間という家族がいたから…これからも皆さんと家族でありたいと思ってますのよ。今日、互いの罪を許しあう機会に恵まれた事にも、感謝していましてよ。私はレナさんの罪を許します…どうか私の罪も許して下さいませ。
- 過去がなんだろうと今が素晴らしい人間であるならば、どうして恥じることがございますの?もし過去の過ちを一生取り戻せなかったら、私達は何のために生き続けますの?
北条悟史
- そう…これがきっと、幸せ……
- 沙都子、よかったね‼︎
- 自分の胸に聞いてみればいいじゃないか‼︎
- 魅音…沙都子の事、頼むからね…
- “詩音、君に『お願いした事』があったはずだよ。
- 僕は戻るんだ!あの笑顔のある世界にッ!
古手梨花
- 私は生きたい。大好きな友人に囲まれて、楽しく日々を過ごしたい。それだけなの。それ以上は、何も望んでいないの。
- …死んだ方は気楽よね。勝手に献身美徳に酔って成仏できりる。でもね、殺した方はその十字架を背負ってずっと生きていくのよ。(羽入との会話にて)
- あなたは本当の強さを何もわかってない‼︎耐えることが強さだと思っているようだけど、それが昔とどう違うの?
- 圭一を許しましょう。圭一は自分で自分の罪に気づきましたのです。でも誰も、圭一の罪は誰にもわからない。許してあげることも出来ませんのです。でも、ボクはソレを許すことが出来ます。圭一の凄さもわかるのです。
- 誰一人、輪の中で指をくわえなくてもいい。誰一人、罪を背負い込んで泣かなくていい。全員が手を取り合い罪を赦せる世界。人が生きる以上、垢が湧くように罪も湧く。大切なのは罪を沸かせない事じゃない。罪を赦すことなのだ。罪を受け入れよう。そして、みんなで赦そう。
- 『打ち明けなくていいこと』と『打ち明けなければならないこと』は違いますのです。
- ずっと秘密にしておこうと思ったこと、あなたには打ち明けます。だから、救い出してくれますか?この無限に続く地獄の輪廻の監獄から、私と、大切な仲間たちを。
- あなたの優しさが、怖くて、信じられなくて、疑いの目で見てしまって。ごめんなさい…。ごめんなさい…っ!!
- …あなたが『冷静で落ち着きある選択』をしようとも、『勇敢で男らしい選択』をしようとも。私はあなたを讃えましょう。それが、あなたの『悩みぬいた選択』である限り。
- あなたは決して屈しなかった。そして、泥にまみれながらも今日という日を掴み取っている。そんなあなたを、どうして私は認めずにいられるのか?私は逃れられない不幸の迷宮に呑まれ、堕落する心地よさを知っている…だからこそ、屈することなく戦い続けたあなたの強さを理解できる。私も圭一と同じ、あなたの罪を許す。だからあなたも、私の罪を許してほしい。た
- 戦おうとする意志がこんなにも美しく神々しくて、運命さえ覆すほどの力があることを、私は初めて知った…だから私は、あなたと共に戦おう、何度で戦おう!その先の未来に辿り着くまで!
- はじめましょう。この日のために、100年もの時間をかけたのだから。
- でもね、私は逃げない。運命なんて金魚すくいの網よりも薄いってことを知っているから!!!
- …この私が死を恐れるとでも?幾百の死の山脈を越えてきたこの私が、今更何を恐れるというのか。
- 薬は人の心から生み出される。⋯自分の身から滴り落ちる雫で人を救いたいという気持ちが人の病を癒してくれる。私は自分の体を他でもない沙都子の為に差し出す。そこから命の本当の重さを知り、日々後悔と自責を忘れないあなたが何かを抽出してくれたなら⋯それが沙都子に効かない訳がない。私はあなたになら、私と沙都子を託せるわ。
- ここにいる全員が思っている。誰かにこの弾が当たるくらいなら、どうか私にと。そして、私はさらにその上を願う。この弾が誰にも当たらないことを。誰にも当たらず、誰も傷つかない世界。誰にも当てず、鷹野も傷つかない世界。
- …敗者なんか、この世界にいらない。…これが、古手梨花が奇跡を求めた千年の旅の最後に、辿り着いた答えよ。
- あんたと学んできたじゃない。みんなが信じれば…みんなが願えば、奇跡は起こるってこと。
- 私たちは、ババ抜きなんてやらないわ。ジジ抜きしかやらない。ババ抜きは調和のとれた52枚のトランプに、ジョーカーという不調和を1枚混ぜて、それを押し付け合う。これは同じようで、全然違うゲームなのよ。同じ1枚のカードを押し付け合うゲームだけど、押し付け合うものの意味が、あまりにもちがう。ジジ抜きは欠けた1枚のカードが足されたら、敗者の出ないゲームになる。(あなたが物語にいれば、コマは揃う)
- 居場所があればいいのです。それがある場所を、家族といったり、仲間といったり、呼び方が少し変わるだけなのです。
- 人を憎み続けるというのは、とても辛いこと。そして、憎む人がいなくなるというのは、とてもとても幸せで、気持ちいいことなのですよ。
羽入
- サイコロの目を決めるのは、天でも、神でも、ましてや偶然でもない!それはあなたの意志、全てを打ち破り貫こうとする、誰にも負けない意志の力ッ!!
- 教えられましたのです。信じる力が運命を打ち破る。奇跡を起こすと。僕達はあなたの意思の強さに負けないのです‼︎
- 誰よりも罪深く、そしてそれゆえに、高潔で優しさを貫こうと志す強気心の人よ!
- そなたの罪を我が名の下に許そう。
- …今日です。悔いの無い一日を。
- 僕が許します。あなたが決心するのに必要な時間を。僕は許します。決して軽くない人生だからこそ、決断を求められる時にも、その選択肢は重みを得る。軽々しい選択や蛮勇は決して誇らしいものではなく、真に誇るべきは、あなたのような真に重い人生を歩んできたものが、本当に重い選択をしたときなのです。あなたが冷静で落ち着きのある選択をしようとも、勇敢で男らしい選択をしようとも、それがあなたの悩みぬいた選択である限り、私はあなたを讃えましょう。
鷹野三四
- 私は単なる孫ではなく、それ以上の存在でありたい。血は繋がっていなくても祖父の名前が「一二三」と三までを数えるなら。⋯私は祖父と共にその三を数え、そして続く四を数えるような、魂を継ぐ人間でありたい。その絆を名前に込めよう。これからの私の名は高野三四。それが私の新しい名前だ。
- サイコロの目は私が決める。運命すらも私が決める。挫けぬ絶対の意思で⋯!
- 私はただ…「人として、生きて良いよ」って誰かに認めてもらいたかっただけなのに…
富竹ジロウ
- ⋯君に誰かの助けが必要な時期があった事は知ってる⋯。その時君のそばにいるのは僕でありたかった。⋯鷹野さん⋯。まだ誰も死んでいない。今ならまだ取り返しがつく。なかったことに出来る。止めるんだ、こんな事は。
- 遅くなったね⋯君を迎えに来たよ。
- 世界は君を許さないかもしれない、でもそれが何だってんだい!僕が、君を許すよ・・・だから、一緒に生きよう。
入江京介
- おや、前原さんもですか?では私たちは仲間ですね。約束しましょう。絶対に⋯彼女を泣かせたりはしない。
- 沙都子ちゃんを救ってくれて…ありがとう。
- ⋯微弱ですがこの一年、悟史くんの脳波の傾向に回復の兆しが見られるのです。⋯そして私も負けずに研究を続けます。互いが手を伸ばしあって、届かぬわけがないのです。⋯絶対です。命を懸けてもいい!私は絶対悟史くんを雛見沢に連れて帰って見せます!この入江京介が絶対というのです!
大石蔵人
- さぁて、デブがどれだけ強いか見せてやるよ。
- そうです。あなたが青二才だったから救えなかった。でも、今のあなたは違う!全ての真相を暴きましょう。
- ヤブを突っついて蛇を出すという諺知っていますか?
- ありがとう、初めて会うお嬢さん。なぜか一番うれしかった言葉です。臆病な私に、時間を許してくれて、ありがとう。
- 過去に決着をつける為、そして若者の未来ってやつの為にも一肌脱がなきゃならない時が来たようです。⋯それじゃあ行ってきます。
- 私はね、背負っていますよ。雛見沢の住人二千人分の命をね。こんな事はあらゆる職務違反⋯だがそれでも刑事にはやらなきゃいけない時がある!!おやっさんのげんこつで私はそれを教えてもらったんだ!!だからここを通りたければ二千人を押しのける気迫でこんかい!!
赤坂衛
- 僕は行きます!それが僕の仕事ですから!
- …間に合った…数え切れない世界で後悔した。…いつも、気付くときには手遅れだった…。………私が、ずっとずっと、…一番伝えたかった言葉を言うよ。梨花ちゃん、君を助けに来た!!
- 自らの一撃が相手に何を及ぼすか、どれだけの痛みや悲しみを与えるか貴様は知らない。だから貴様の一撃には重みが宿らない。
海江田
- 「どうせ」と言う言葉を使った瞬間、人は負けるんだ。
Frederica Bernkastel
- どうか嘆かないで。
世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。
どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。
だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?
- 何が罪かわかりますか。
知恵の実を口にしたからではありません。
何が罪かわかりますか。
蛇の甘言に耳を貸したからではありません。
まだ罪がわかりませんか。
それこそがあなたの罪なのです。
- あなたの乾きを癒せない。
真実を欲するあなたがそれを認めないから。
あなたの乾きを癒せない。
あなたの期待する真実が存在しないから。
それでもあなたの渇きを癒したい。
あなたを砂漠に放り出したのはわたしなのだから。
- この世でもっとも見つけ難いもの。
砂漠に落とした針一本?
この世でもっとも見つけ難いもの。
闇夜に落とした鴉の羽?
この世でもっとも見つけ難いのは。
自分自身の思い違い。
- タマゴをじっと、温める。
温める熱が愛ならば、生まれる子供はきっと幸せ。
愛がこもって、喜びにあふれる。
タマゴをじっと、温める。
温める熱が怒りなら、生まれる子供はいったい何?
私もタマゴを、温める。
温める熱はガスだから、何のタマゴか興味なし。
- 井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外に何も興味がなかったから。
井の中の蛙は幸せでした。
井戸の外で何があっても関係なかったから。
そしてあなたも幸せでした。
井戸の外で何があったか知らなかったから。
- 私が一番不幸だった。
この迷路に出口がないことを知っていたから。
次に彼が不幸だった。
この迷路に出口がないことを知らなかったから。
その他大勢は不幸ではなかった。
自分たちが迷路の中にいることすら知らなかったから。
- 砂漠にビーズを落としたと少女は泣いた。
少女は百年かけて砂漠を探す。
砂漠でなく海かもしれないと少女は泣いた。
少女は百年かけて海底を探す。
海でなくて山かもしれないと少女は泣いた。
本当に落としたのか、疑うのにあと何年?
- 一度目なら、今度こそはと私も思う。
避けられなかった惨劇に。
二度目なら、またもかと私は呆れる。
避けられなかった惨劇に。
三度目なら、呆れを越えて苦痛となる。
七度目を数えるとそろそろ喜劇になる。
- 運命に泣かず、挫けることを知らない。
そんな彼女は美しかった。
誰にも媚びず、最後まで1人で戦った。
そんな彼女は気高かった。
彼女は眩しくて、ただただ神々しくて。
私には、そんな彼女が必要だった。
- 井戸の外の世界が知りたくて。
私は井戸の底から這い上がろうとしました。
井戸の外の世界が知りたくて。
何度、滑り落ちて全身を打ち付けても上り続けました。
でも気付きました。
上れば上るほどに落ちる時の高さと痛みは増すのです。
外の世界への興味と全身の痛みが同じくらいになった時、
私は初めて蛙の王さまの言葉の意味がわかりました。
- どうかこの夜に何があったか教えてください。
それは例えるなら猫を詰めた箱。
どうかこの夜に何があったか教えてください。
箱の中の猫は、生か死かすらもわからない。
どうかあの夜に何があったか教えてください。
箱の中の猫は、死んでいたのです。
- 井戸の外にはどんな世界が?
それは、知るために支払う苦労に見合うもの?
井戸の外にはどんな世界が?
それは、何度も墜落しても試すほどに魅力的?
井戸の外にはどんな世界が?
それを知ろうと努力して、落ちる痛みを楽しもう。
その末に至った世界なら、そこはきっと素敵な世界。
例えそこが井戸の底であったとしても。
井戸の外へ出ようとする決意が、新しい世界への鍵。
出られたって出られなくったって、
きっと新しい世界へ至れる…。
- 誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその享受。
誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその履行。
誰だって幸せになる権利がある。
難しいのはその妥協。
だって、これから
もっともっと幸せになるんだもの。
これくらいじゃ、妥協なんてしないんだから。
私たちは、これまでの幸せを全部取り戻すよ。
私は百年分を。
あなたは千年分を、ね。