「おはぎのクイズ、
分からなかったから罰ゲームだよッ!」
概要
「ひぐらしのなく頃に」の鬼隠し編にて、園崎魅音が発した言葉。セリフ。
この言葉を発した時に魅音が持っていたものは注射器ではなく、マジックペンだった。
毎年一人が死に、一人が鬼隠しに…彼は自らの死を悟った。
仲間は敵に、信頼は疑心に、友情は殺意に。
彼を待ち受けていたものは、絶望だった。
もう一度、あの頃へ…彼女たちは最期まで願い続けた。
彼が悪夢から目覚めることを信じて…
どうか嘆かないで。
世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。
どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。
だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?
—————————Frederica Bernkastel
余談
彼女は圭一に異性としても好意を抱いているが、素直に好意を表現できない彼女は、手作りのおはぎのいくつかにタバスコを入れていた。
これには、圭一を楽しませてあげたいという思いも込められていた。何日も学校を休んでいる圭一に、いつも部活メンバーと共に楽しんでいた時の、楽しい気持ちになってほしいという思いから、ロシアンルーレット的なクイズ形式で、彼におはぎを作っていた。
(おはぎを渡す時に放った「明日、学校休んじゃ…嫌だよ」という言葉も、何日も学校を休んでいた彼を気遣ってのことである。)
そして、ラストの注射器のシーンだが、あれも実はマジックペンだった。
この時彼女が言っていた「監督」とは、連続怪死事件の被害者である「ダム建設の監督」ではなく、「雛見沢ファイターズの監督」、入江京介のことである。
また、「富竹さんと同じ目に遭ってもらう」とは、彼と同じように殺害するという意味ではなく、綿流しのお祭りの「部活」で最下位だった富竹が、圭一を含む部活メンバーにシャツに寄書きをしたように、彼にも「早く元気になぁれ☆」と寄書きをするつもりであった。
彼女がこのように誤解を招くような言い方をした理由については、彼女が単に冗談好きであるということや、彼に好意を悟られまいと照れ隠しをしていたことが挙げられる。