汚れた背中を 這いずるのは
消えない傷 犯した罪
——————『DearYou-Feel-』より
概要
「ひぐらしのなく頃に」の目明し編にて、園崎詩音が園崎魅音に放った言葉。セリフ。
「鯛のお刺身を食べたい」
次期当主として、園崎本家で祖母と暮らす魅音(現在「詩音」と呼ばれている方、真魅音)と
次期頭首代理として両親と暮らす詩音(現在「魅音」と呼ばれている方、真詩音)。
この双子の姉妹は幼い頃から仲が良く、両親も一目では分からないほど容姿が瓜二つで、頻繁に入れ替わって遊んでいた。
しかし、雛見沢に伝わる古来からの因習*によって、形式上、冷遇されることのあった真詩音はある日、鯛のお刺身が食べたいと本家で暮らす姉と入れ替わり、真詩音は本家に、真魅音は両親の元へ行くこととなった。その日が、次期当主の背中に「鬼の刺青」を入れる日とも知らずに…
本来であれば、姉である真魅音に入れられるはずだった「鬼の刺青」は、妹の真詩音に入れられてしまう。
その後双子は、誤って入れ替わっていたことを本家の祖母や両親に弁明するも、信じて(もしくは、既に起きてしまった事だと取りあって)もらえず、以降、姉は妹として、妹は姉として、姉妹が逆転したまま
生きていくことになった。
元から仲が良かったためか、互いに相手を責めることはしなかったが、双方が「姉から当主の立場を奪い、忌子として肩身の狭い生活を強いてしまった」、「妹に当主の立場を押し付けて、自由な生き方を奪ってしまった」と自責の念を強く抱くようになる。
そうした罪悪感などから、時折弱気になる真詩音を真魅音が励ますのである。
その場面は目明し編でも描かれており、コミック版ではとても分かりやすくなっている。
余談
アニメ版においては鯛のお刺身のくだりが省略されてしまったため、アニメのみを見た者と原作やマンガ版を見た者とでは、彼女たち(特に詩音(真魅音))の見方が変わっていたりする。
関連タグ
ひぐらしのなく頃に解 / 目明し編 / 罪滅し編 / 宵越し編 / 皆殺し編 / 祭囃し編
園崎詩音 / 前原圭一 / 竜宮レナ / 園崎お魎 / 園崎茜