報道の自由とは、報道機関の取材と報道の自由で、憲法でうたわれる言論の自由に含まれると解釈される(日本国憲法は報道の自由を明文で保障していないため)。またここには取材源を秘匿する自由も含まれる。
報道からこれが失われると大本営発表に堕してしまい、民主主義は有名無実のものとなる。事実を伝達することが報道の基本的意味であるが、報道すべき事実の認識や選択に送り手側の意思を働かせる(いわゆる「報道しない自由」)ことが認められている。
国際的な日本の報道の自由の評価は、国境なき記者団による評価、フリーダムハウスによる評価などいずれも下落傾向にあり、いわゆる先進国としてはアメリカ合衆国や韓国、台湾より下、シンガポールよりは上という位置にある。