芝刈機オルグ
しばかりきおるぐ
芝刈機オルグとは、『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場するオルグ魔人の1体である。
「こういう微妙な芝目が、試合を左右するんだよな」
CV:坂口哲夫
概要
邪気が芝刈り機に宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。
逆立ちが基本姿勢で一つ目の顔が足元にあると言う奇抜な姿を持つ。両腕は芝刈り機のハンドルを掴んだままだが、両足は戦闘において鎌にも変形させる事が出来る。また、口元も回転ノコギリとなっており、相手の足元を切り刻む。
劇中ではAパートで退場する結果となってしまったが、こうした自身の能力を活用する事でガオバイソンに重傷を負わせて戦隊側の戦力を落とすと言う戦果を挙げている。
活躍
サッカー場で芝生を刈っている最中に走達5人が駆け付けたために交戦。
ヤバイバやツエツエと共にガオレンジャーを迎え撃ち、自身は芝生を踏み荒らすブラックに怒鳴りながら立ち向かう。
隙を突いてブラックの左足を負傷させ、動けない彼に襲い掛かるも他の4人に阻止される。
更に乱入した狼鬼に斬り捨てられた事に怒り、彼をガオレンジャー諸共刈り取ろうとするが、破邪百獣剣を受け倒される。
直後にツエツエの放ったオルグシードによって再生巨大化すると、巨大戦ではガオキングの足を負傷させ、両足を構成するガオバイソンに重傷を負わせるが、「ガオバイソンがダメでもガオシャークとガオタイガーがいる」という逆転の発想でガオキングは逆立ちして応戦。最期はその状態で放った天地逆転・リバースアニマルハートを喰らい爆散した。
だが芝刈機オルグの死後、ガオバイソンはツボオルグが登場するまでの間、戦線離脱する事となった……。