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味のもとのもとの編集履歴

2020-01-07 04:28:47 バージョン

味のもとのもと

あじのもとのもと

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。

概要

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC13巻収録「ジャイアンシチュー」。

調味料型のひみつ道具で、これを振りかけるとどんなに不味い食べ物でも美味しくなる。更に、味だけでなく香りも食欲をそそられる美味しそうなものとなる為、食べずにはいられなくなってしまう。

ただし料理以外の物に振りかけても効果を発揮する。その為、無生物に振りかければ本来ならば食べられない物を口に入れて飲み込んでしまうので病院送りになること間違い無しであり、万が一人間に振りかけてしまえば大変なことになってしまう


作中ではジャイアンの料理を食べさせられる羽目になったのび太の為にドラえもんが取り出した。

試しにママが作ったスパゲティに振りかけたところ、あまりに美味しそうな香りが漂った為にのび太は我慢出来ず食らいつく。すると「こんなに美味しい物は食べたことがない」と言いながら一心不乱に完食してしまった。

無論、見ただけで不味いと分かるジャイアンシチューにも効果を発揮し、しずかスネ夫があまりの不味さで顔をしかめている中、この道具を使用したのび太だけはシチューをガツガツと食べ、笑顔で「こんな美味い物は初めて食べた」と言い切った。

しかしジャイアンはのび太が持っていた味のもとのもとに気が付き、無理矢理奪い取ろうとしたらジャイアンに味のもとのもとが全て振りかかってしまった。その瞬間、のび太達3人は恐ろしい目つきで「美味そう。一口でいいから食べさせて」と言いながら、ナイフやフォークを持ってジャイアンに襲い掛かるというオチで終わっている。


ちなみに『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』での解説によると、この道具は料理の見た目を美味しそうだと感じさせる「視覚超越エキス」、不味い成分を打ち消して美味しさを増幅させる「絶対味覚結晶体」、香りを良くする「美香促進剤」の3つの成分で構成されているらしい。


余談

味の素」という商品名が引っかかる為か、大山のぶ代版及び水田わさび版アニメでは名称を変えて登場している。

大山版での名称は「モトノアジ」、水田版での名称は「いっぱい食べる子元気な粉」、「なんでも食べる子元気な粉」、「スーパーグルメスパイス」となっている。


関連道具

  • グルメグラス

大山版アニメオリジナルひみつ道具。

この眼鏡をかけて食べ物を見ると、自分の嫌いな食べ物が全て好きな食べ物に見えるようになり、その味も好きな食べ物に変わる。

ドラえもん曰く、未来では宇宙飛行士が使っていて、毎日同じ宇宙食でもこの道具のお陰で飽きずに食べられるらしい。


関連タグ

ドラえもん ひみつ道具

味の素

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