曖昧さ回避
本項作成以前はジルのタグを付けているイラストが多かった。しかし某サバイバルホラーの登場人物につけられているケースも少なからずあるため、彼女のイラストを探すのが大変である。コツとしては「ファイアーエムブレム(FEでも可)」「蒼炎の軌跡(もしくは蒼炎)」「暁の女神(もしくは暁)」と併用するか、「ジル・フィザット」とフルネームで検索するとよい。
…というか、せっかくファミリーネームがあるキャラなので「ジル」としか付いていないイラストにも「ジル・フィザット」のタグを付けていただきたい。過去に描いた覚えのある方はタグの見直しを推奨する。
人物像
風花雪月以前ではシリーズを通しても数少ない、ファミリーネームもちの非王族キャラ。シリーズ恒例の赤い鎧の女性竜騎士。
訳あって父シハラムからラグズに関して差別的な教育を受け、彼らを半獣と蔑んでいる。
軍人の娘らしく生真面目で融通が効かないが、精神的に脆い一面もある。自分が元敵軍だったことを気遣って食事を自室で食べる事もあった。年の近いアイクの妹ミストとは仲が良くなり、友人となった。
蒼炎の軌跡
デイン軍に所属していたが、功を焦るあまりベグニオンへ向かったアイクたちを追いかける。紆余曲折を経てグレイル傭兵団の保護を受けることとなり、そのままクリミア軍の一員として戦うことになった。ラグズの面々との交流で自分に教えられてきたことが間違いだったと気づく。
ミストもしくはレテとの支援レベルが高くないと、ダルレカでの戦いで部隊を率いる父と話すと裏切るので注意。別の会話で示唆されているように、出撃させないのもひとつの手。
暁の女神
前作での経験があったせいか、性格や口調が穏やかになっている。父の教え子であり自身の元上官ハールと同居しており、彼に対し上官以上の感情を抱いている。
デイン解放戦争に加わり、ペレアスの部下として働いていたところをミカヤら暁の団と合流、デイン解放を成し遂げる。
第三部では第七章以降でハールまたは条件を満たした場合のミストかレテと話すと寝返る。タイミングを間違えるとデイン軍の戦力、とりわけ貴重な航空要員が減るので攻略を楽にしたければ終章まで寝返りさせないのが望ましい。
後日談では女王となったミカヤからダルレカの領主に任じられる。ハールと支援Aだとペアエンドがある。
余談
彼女は初代シリーズのミネルバからの伝統だったFEシリーズ最後の『赤い鎧の女性竜騎士』となる(以後のifでは前期の伝統を踏襲したクリムゾンが登場しているが、カミラの存在感が圧倒的)。
そして後期シリーズの始まりである覚醒からは女性竜騎士のカラーリングが赤でなくなったに留まらず、穏やかさが強調…と新たな女性竜騎士の伝統が確立されていき、暁での彼女の物腰の影響もあると言える。