概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
懐中電灯型の道具。このライトから照射される光を当てると、どんな物でも小さくすることが出来る。光を当てる時間を変えることで、どの程度小さくするかを調整することも出来る。縮小出来るサイズに制限は無く、水田わさび版アニメオリジナルエピソード「突撃!ハクションバスターズ」では、のび太達がスモールライトでウイルスと同じサイズまで小さくなっている。
また、小さくした物を元の大きさに戻す光線を照射する「復元スイッチ」も備わっている。動力源は乾電池2本。
『宇宙小戦争』にて、このライトで小さくした物は一定時間(作中では1日~数日程度)が経過すると、ライトの効き目が切れて元の大きさに戻ってしまうことが明らかになった(作中ではライトの効き目が切れたことでドラえもん達は窮地を脱することが出来た)。
また、スピンオフ漫画『ドラベース』では、野球の試合用として3分で元に戻るように調整されたスモールライトが登場しており、この「3分で元に戻る」という点が意外な形で利用される事となる。
反対の効果を持つひみつ道具「ビッグライト」も存在する。こちらはスモールライトと違い時間制限が存在しない。
主な使い道
- 物を小さくして運びやすくする。
- 原作「たとえ胃の中、水の中」のように、自分達が小さくなって体の中へ異物を回収しに向かう等、様々な活動をする。また、人間が小さくなれば胃も小さくなる為、少ない食料を大勢で分け合うことも出来る。
- 敵や危険物を小さくして攻撃力を低くする(ファミコン版『ドラえもん』では雑魚敵を1ドットより小さくして画面から消す武器として使われている)。
関連道具
「スモールライト」のトンネルバージョンと言えるひみつ道具。
このトンネルに入った物は何でも小さくなる。反対側から入ると元の大きさに戻ることが出来る。ただしスモールライトとは違い時間制限が存在しない。詳しくは項目を参照。
- いっすんぼうし
小さな帽子型のひみつ道具。
この帽子を被ると、身体が一寸法師のように小さくなる。帽子を脱げば元の大きさに戻る。
- 細胞縮小機
光線銃型のひみつ道具。
この光線を生き物に浴びせると、その生き物を小さくすることが出来る。ただし「スモールライト」等とは違い、小さくし過ぎると元の大きさに戻せなくなってしまう。
ちなみに「細胞縮小」という名の通り、無生物には効果が無い。作中でもロボットであるドラえもんがこの光線を浴びたのだが、大きさが変化することは無かった。