概要
『トリコ』に登場する人間界の地名。
ウール火山の近く、降り積もったウール火山灰が雲に降り積もることで生まれた、上空2万mの楽園。
栄養満点のウール火山灰により、内部には巨大な野菜がそこら中に実っている。本来ならデッドゾーンである成層圏に位置するにもかかわらず、光合成により気圧も湿度も保たれているので、たどり着くまでに必要となる酸素ボンベの類はここでは不要となる。
周囲は積乱雲や乱気流が立ち込め、怪獣の住処になっているので、地上から空路で移動すると確実に木っ端微塵となる。そのため、ベジタブルスカイに到達するには、ベジタブルスカイ下部から伸びる『天からのいざない』スカイプラントをよじ登っていく必要がある。勿論内部も怪獣や暴風・落雷に加え高高度故の低酸素・低温に苛まれるため、無事に辿り着く者は10人にも満たなかったという。
しかしその上空の野菜の味・栄養は他の追随を許さず、戻ってきた人はベジタリアンになって戻って来るとか…。
作中ではトリコが一龍会長から依頼されたオゾン草獲得のために小松と共に向かった。ここでトリコは小松とのコンビ結成を持ちかけている。
また、トリコが初めてブルーニトロに出会ったのもここであり、後にその個体は「ペア」という名であることが判明した。
余談
『Jスターズビクトリーバーサス』では『トリコ』世界の戦闘フィールドとして採用されている。