この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。
概要
アンダーワールドの剣士たちの最高峰に所属する騎士たち。全帝国から剣の腕が立つものが集められている。「公理教会」に所属し、巨大な飛龍を駆り、禁忌目録に違反した住人や、「果ての山脈」の向こう側の「ダークテリトリー」の亜人たちを退治したりしている。
彼らは皆、最高司祭アドミニストレータの禁術、「シンセサイズの秘儀」によって記憶を消されており、「自分はアドミニストレータに天界より召喚された」と言う偽の記憶を植え付けられている。
彼らには「神器」と呼ばれる武器と、武装完全支配術と呼ばれる秘術が授けられる。「アクセル・ワールド」の強化外装と関係はないと思われる。
また、彼らの一部は「心意」を習得しており、本編で登場したのは相手を見ただけで吹き飛ばす《心意の太刀》(九巻)。
総数は前半戦クライマックスの時点で31名。
名前の最後の数字は順位ではなく整合騎士にされた順番であるが、この手の大人数の幹部集団のお約束として入れ替わりや欠番が存在する。
判明してるだけで過去に少なくとも3名が同じ整合騎士の手にかかり死亡しており、
UW大戦時点では番号は不明だが7名ものメンバーが昏睡状態に陥っている。
なお、一部情報はWeb版準拠のため、電撃文庫版とは異なる。
メンバー
ベルクーリ・シンセシス・ワン
CV:諏訪部順一
整合騎士騎士長。アドミニストレータが最初に誕生させた整合騎士で、序列実力共に第一位。
ファナティオ・シンセシス・ツー
CV:生天目仁美
整合騎士第二位。神器『天穿剣(てんせんけん)』の使い手。
デュソルバート・シンセシス・セブン
CV:花田光
深紅の鎧に身を包んだ弓使い。百年以上生きている。弓使いである前に超一流の剣士でもあり、白兵戦も得意である。
神器は『熾焔弓(しえんきゅう)』。不死鳥の記憶から作られていると思われる。無限に炎の矢を放てる弓。
かつて『人間だったころ』の妻との思い出を奪われており、そのころの夢を見ては涙している。キリトとユージオに説得され、『整合騎士は元は人間であった』といち早く悟った者。
因みに幼いアリスを連行していったのもこの整合騎士。当時の鎧は白色。
UW大戦後は奔放な上司に苦労させられる口うるさい部下ポジションに収まってしまった疑惑あり。合掌。
シェータ・シンセシス・トゥエルブ
CV:Lynn
後半から登場する灰色の鎧の女性整合騎士。「無音」の異名を持つ。
キリトの反乱時は凍結中であったため迎撃には不参加。
ネルギウス・シンセシス・シックスティーン
CV:[[]]
深緑色の鎧に身を包む騎士。神器《萌嵐槍》を操る。
キリトの反乱時には南帝国領の果ての山脈に出張中であったため迎撃には参加せず、UW大戦でも同様であったため本編への登場はムーンクレイドル編からとなる。
上記の理由でキリトの戦いぶりを全く目にしていないため、彼をあまり信頼していない。
野菜っぽい人。なぜなら、鎧も髪も深緑。神器の名も、ホウレンソウを彷彿させる。
さらには、萌嵐槍は、巨大なネギを元にアドミニストレータが作ったものだという。
エントキア・シンセシス・エイティーン
CV:[[]]
ネルギウスの相方。
彼同様の理由でキリト迎撃には参加せず、本編への登場はムーンクレイドル編から。
軽い性格でネルギウスを「ネギオ」と呼んではやめろと言われるのがお約束。
キリトを「キリト先生」と呼び、自分のことは「エンキ」と呼ぶように頼んでいる。
ダキラ・シンセシス・トゥエニツー
CV:桜木可奈子
ファナティオ配下「四旋剣」の1人。女性。犯した禁忌は『同性愛』。どうやらアンダーワールドでは同性愛禁止だったらしい。
アニメで描かれた素顔は三編みにそばかすと、如何にも百合百合しい外見であった。
暴走したシグロシグの攻撃から心意でファナティオを守り戦死する。
ジェイス・シンセシス・トゥエニスリー
ジーロ・シンセシス・トゥエニフォー
ホーブレン・シンセシス・トゥエニシックス
CV:柚木尚子(ジェイス) / 上田瞳(ジーロ) / 大町知広(ホーブレン)
「四旋剣」メンバーの下位整合騎士。
ダキラともども実力派はあまり高くなく、4人での連携を前提としている。
ダキラ同様ファナティオを尊敬している。
ホーブレンは唯一の男性。
レンリ・シンセシス・トゥエニセブン
CV:田村睦心
十五歳ほどの外見の青年。統一大会で優勝した「天才」だが、神器を使いこなせなかったために「失敗作」として凍結させられていた。
他のキリト迎撃不参加組と異なり、終盤に急遽凍結が解かれて追加戦力として出撃する予定であったが、覚醒が間に合わずアドミニストレータが倒されてしまった。
ティーゼいわく「ユージオ似」。
神器は『雙翼刃 (そうよくじん)』肩羽ずつを失った番の鳥の記憶からできている、ダブルブーメラン。瞬間攻撃力は全整合騎士中最大。
彼の奪われた記憶は、統一大会の決勝で、事故で殺してしまった親友。
『ムーン・クレイドル』では、ティーゼに求婚している。
リネル・シンセシス・トゥエニエイト&フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン
両者ともに幼い少女。アドミニストレータの蘇生術実験のために生み出された『暗殺の申し子』とでもいうべき存在。整合騎士見習い扱いだが、前任の二十八番と二十九番を瞬殺した偉業を讃えられ、番号を与えられている。遊び人を研究してそうな声なのは気のせい。
フィゼル役の小原氏はフェイタル・バレットにも役名無しで参加している(主人公ボイスも担当している可能性あり)。
なお、Web版ではアーシン・シンセシス・サーティエイト、ビステン・シンセシス・サーティナインというショタコンビ。
アリス・シンセシス・サーティ
CV:茅野愛衣
アリシゼーション編ヒロイン。整合騎士としての序列は第三位。
エルドリエ・シンセシス・サーティワン
CV:益山武明
前年度統一大会優勝者であり、一番新しい整合騎士。本名はエルドリエ・ウールスブルーグ。Web版では二十六番目であり、経歴も少し異なるため、一番新しい整合騎士ではない。
神器は『霜鱗鞭(そうりんべん)』(Web版では『星霜鞭(せいそうべん)』)。湖の主である大蛇の王の記憶からできている。鞭の部分が最大で七本に分裂する。
師であるアリスのことを強く慕っており、最終決戦の折、ダークテリトリーの暗黒術師ディー・アイ・エルの術からアリスを守って戦死。その後彼の神器はアリスが大切に保管している。
ゲームオリジナルキャラクター
イーディス・シンセシス・テン
CV:花澤香菜
アリシゼーション・ブレイディングのオリジナルキャラクター。
東側境界付近を統括するざっくばらんな女性。
神聖術と刀を使用した剣技を組み合わせた戦術で、ナンバリングだけでなく実力の方も上位。
故にベルクーリとは馬が合い、ファナティオとは気が合わない。
シンセサイズ前に妹がいた記憶の残滓によるものか、やたらアリスを猫可愛がりしている模様。
完全支配術の「闇斬剣」は刀身が黒く染まり相手の武器防具を透過するようになる、要するに防御力無視&パリィ無効バフと言う非常に強力なもの。その一方で射程や攻撃範囲の拡張は行われないため、一対多の戦いは苦手とする。
関連タグ
番外
ここから先はムーン・クレイドル編以降のネタバレが含まれます! |
---|
リンク先は重大なネタバレにつき注意。
アドミニストレータによって急遽シンセサイズされたキリトへの刺客。
そのため、他の整合騎士には存在を認知されていない。
ムーン・クレイドル編にて、異界戦争と四帝国の大乱で立てた武勲により整合騎士見習いに任命。ティーゼはユージオの形見たる「青薔薇の剣」を、ロニエはカセドラル武器庫に収蔵されていた「月影の剣」を与えられて近々正式な番号持ちに昇格する予定。
彼女たち以降の騎士は任命制で、シンセシスのミドルネームはなくなり(そもそもシンセサイズされていないため)、「本名+番号」の形式となっている。
整合機士
限界加速フェーズによって200年が経過したアンダーワールドでは、星王が統治した時代を経て整合騎士から整合機士に名を改められ、宇宙戦闘機「機竜」を運用している。
ロニエとティーゼの子孫は此処に所属している。
ローランネイ・アラベル&スティカ・シュトリーネン
CV:[[]]
アンダーワールド宇宙軍に所属する整合機士達。
200年後の世界でキリト・アスナ・アリスが初めて出会った人物。
ロニエとティーゼの七代先の子孫である。