「コウ、お前が勝ったら仲間になってやるよ!」
演:小原唯和
概要
リュウソウグリーンに変身する青年で、バンバの弟。相棒となる騎士竜は、虎のような見た目のタイガランス。
兄ともども「スーパー戦隊最強バトル!!」から登場し、第1話の時点で既にリュウソウグリーンとして闘っていることが長老の口から語られている。
現代のリュウソウジャーの中では最年少なようだが、実年齢は他のメンバー同様に200歳前後とされる。
バンバの事は「兄さん」と呼びとても尊敬している。自信家で特にスピードなら誰にも負けないと思っており、コウとはよく張り合っている。意外と毒舌。
それ故にもっと強くなりたいという向上心があるが、ミミックマイナソーの中の宝箱からは「強くなりたい」という欲望から大量のマイナソーが現れ、楽しそうに倒していた。
その一方、常に兄と行動を共にし後にコウたちとも協力するようになったため、「自分ひとりだけ」という状況には不慣れであり、第20話や第34話ではその点がフォーカスされている。
コウたちと初対面した際は彼らを見下していたが、騎士竜と力を合わせて巨大化したマイナソーを倒した彼らを見て少し認める。
また、当初は「マイナソーを倒すには発生源の人間を倒すべき」という考え方が強かったが、タイガランスが復活して以降はその考えにも変化が見え始める。
そして程なく、「自分と親しくなった人間がマイナソーの素体にされる」という第3話のコウたちと同じ立場になったこと、自分と兄の行動は命を軽んじてるも同然ではないかと思い至ったことから、「(大勢を助ける為に犠牲にする)一人の人間にも家族がいる」「身勝手に命を弄んじゃいけない」と兄に訴え人間を倒すことに反対した。
正式にコウたちと仲間になったあとも兄のバンバと2人で行動しているが、バンバよりも他のメンバーと積極的に絡むことが多い。かつて自ら手に掛けようとした龍井ういとも、その後は特にわだかまりもなく双方打ち解けている様子。
第13話では、自分と兄の”マスター”について仄めかされ、動揺する一面を見せた。
彼のグリーン継承に関しては、第30話にて本来師匠にあたるはずのマスターグリーンは故人でトワとは面識すらないこと、そして第43話にてマスターブラックからグリーンリュウソウルを託されていたことが明かされた。
最終話では戦いが終わった後、(第36話で問われた際は答えられなかったものの)「広い世界を見たい」と兄の元からひとり旅立った。しかし、後日ういが一時帰国した際は彼女を龍井家で出迎えるべく街へと戻っている。
名前の由来は、「永遠」と「toi(トワ)」(フランス語で「あなた」)。
服装
白いシャツの上に緑色の半袖チュニック、下は灰色のズボンの裾を上げて足首を露出しており、スニーカーを履いている。
余談
演者の小原氏は2002年生まれで、初期メンバーとしては初の21世紀生まれである。
メンバー最年少であるが、他のメンバーから親睦を深めるため「敬語禁止令」を出されたものの、中々敬語が抜けないと語っている。