概要
ゲーム「グランブルーファンタジー」の期間限定イベントの一つ。
そこそこ多くのキャラが登場する当イベントだが、公式では当イベントの主役級はソリッズとされており、限定キャラとして「褌姿のSRソリッズ」(光属性)が手に入る。
他にもイベント限定召喚石は「氷海の覇者」が入手出来る。
イベントタイトルになっている『カイオラ』とは、どこかの国の言葉で「監獄」を意味することがイベント初回開催時の公式ラジオで語られている。
ストーリー
ある日のグランサイファーで、ジンが主人公一行に幻の食材「マツヴァガニ」を皆で食べたいこと、そのために一緒に漁にいかないかと誘ってくる。
その中には、夏に皆で一緒にカツウォヌスを釣って楽しかった前回のメンバー…オイゲンとソリッズも誘う他、マツヴァガニのことを聞いて食べてみたいと言っていた他の一部の団員も連れて行くことになる。
オイゲンはジンに「マツヴァガニは幻の食材であり、漁で命を落とす人もいる程危険なこと」を伝えるがジンの熱意を知ってついていくことを決める。
ついでに旧知のカニ漁師にも話をつけてくれることを約束した。
一方のソリッズもその危険性を知っていたため最初はのらなかったが、ジンの話でマツヴァガニ漁に向かう北の海には秘湯があることを知り、(温泉での覗きを目当てに)参加を決意する。
こうして一行はマツヴァガニを食べるために北の地へ向かった。
そこで試しにマツヴァガニの味を知るために現地の露店で食べたものの、日付が経っていてあまりおいしくなかった。
更に法外な値段を要求されたため一行は抗議をするが、それが原因で大きな騒ぎを起こして結果的に憲兵に捕まって投獄される。
そんな時、助けてくれたのがオイゲンの旧知のマツヴァガニ漁師「サンザ」であった。
彼が保釈金を払ってくれたおかげで無事に釈放された主人公一行は、その代償及び当初の目的であるマツヴァガニ目当てで彼の漁船でお手伝いをすることになる。
しかし、この時グランサイファーの精鋭一行は知る由もなかった。
たとえ無茶な内容でも船長命令は絶対であり、逆らえば理不尽な仕打ちに遭う船内ルール、そんな劣悪環境に慣れて感覚が麻痺をしている先輩たちによる扱き、船内専用通貨「ビタ」を稼ぐために日々行われている文字通り命を賭けた戦いに溺れる日々…そんな蟹工船という名の監獄…「カイオラ」に足を踏み入れてしまったことに。
蟹工船での惨状(ネタバレ注意)
イベント開催前はネタイベントだろうという予想がグラブルユーザー達で多かったが、蓋を開けてみると彼らの予想を大きく裏切る蟹工船+賭博黙示録カイジという恐るべきトラウマ級の内容だった当イベント。
具体例として、イベント中ではほとんどの出演キャラが酷い目に遭ってたり、この蟹工船のしきたりにすっかり染まって精神に影響が出ているキャラも登場するという始末。
蟹工船に乗ったメンバーは10人近くいたが、最終的にまともだったり正気を保ったメンバーは主人公、ルリア、ジン、オイゲン(一応ビィ)ぐらいという状態になってしまった。
ビタを大量に増やすための賭けで無謀な賭け方を行い大量にスッて、を繰り返してまともに握り飯すら食えなくなってしまった。
青びょうたんだのガリガリで見てるだけでイライラしてくるだの罵倒された上、屈強な船員たちに羽交い締めにされた挙句極寒の氷海へ投げ捨てられる。
ランスロットと同じく氷海へ投げ捨てられた上、船酔いと働き過ぎと病気でダウンしている。
睡眠もままならない過酷な労働と、氷河が浮かぶ極寒の氷海を有無を言わさず無理矢理泳がされる。
ソリッズやイッパツ同様にビタを大量に増やすための賭け事に挑んでいたが、散々負け続けていた二人と対照的に大勝ちし続ける。
このことがきっかけですっかり船のルールに馴染んで性格が天狗になってしまう。
その後、イカサマに引っかかって大量にスッてしまう。
…と、しばらくはこんな惨状に耐えていたメンバーだったが、ある日ビィが放った発言(迷言?)によって「あること」に気づき、サンザに下剋上を開始する。
余談
グラブル恒例海産物イベントの一つであると同時に、超大作王道RPGを謳うグラブルの中でもかなり異色のシナリオテイストになっている。
(詳細はネタバレになるため、「蟹工船での惨状」を参照。)
そのため、当イベント開催時はストーリー内容についてユーザー間でかなり物議を醸されていた。
このような特性上、苦手な人は当タグをマイナス検索をすると良い。
なお、このイベントにより元々メイン組の中で一部から非難されていたオイゲンの人気は更に低下し、アギエルバに至っては汚名返上する機会を永久に失ってしまった為、グラブルでも屈指の「負の要素しか残らなかったイベント」となってしまった。
関連イラスト
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三羽烏漢唄(イベント終盤のとあるシーンで流れる)