概要
CV:保志総一朗
ウェンディ・ギャレットの兄。16歳。女性と見紛うほどの美少年。
幼くして両親を亡くし、ウェンディを養ってきたが、「カギ爪の男」に誘拐され、彼の思想に共鳴し、彼を「同志」と呼んで従うようになった。
電気体質のため、新生オリジナル7の中でもっともヨロイとの適合性が高く、サウダーデ・オブ・サンデイのパイロットに選出された。
カギ爪を信じようとする反面、信じ切れない自分の中の矛盾に苦しむ場面も見られる。
組織のために尽くすファサリナに対し、信頼と尊敬の念と共に、一人の女性としての彼女への恋愛感情を抱いている。そしてそのことは、当初はカギ爪の駒としてミハエルを篭絡したに過ぎなかったファサリナの伽藍洞な心を埋めていく切っ掛けとなっていく。
また「幸せの時」実現のためのキーとなる重要な存在である。
「田舎生まれの純朴な少年に過ぎなかったが、運命に導かれて最強のスーパーロボットのパイロットに選ばれ(ついでに超美人の恋人を手に入れ)、秘めたる才能を覚醒させた」と書くと、さながら一般的なロボットアニメの主人公のようだが、そんなキャラが敵方として出てくる所もまたガン×ソード……なのかもしれない。
補足(蛇足)
外見と声が『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトに酷似していたため、『スーパーロボット大戦K』では当然ながらネタにされた。また、同作ではキラ用の特殊台詞もある。
もっとも、原作での立ち位置はどちらかというとシン・アスカに近いが。