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ゴルゴンの首の編集履歴

2020-04-28 21:19:20 バージョン

ゴルゴンの首

ごるごんのくび

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。及び同作品のエピソードの一つ。

ひみつ道具としての解説

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。及び同作品のエピソードの一つ。TC20巻収録。

ゴルゴンを模した石像が箱の中に入っており、その石像から照射される光を浴びると、その部分が石のように固まってしまう。箱に開けられた穴からは蛇(のような髪の毛)が飛び出しており、それを引っ張ることで石化した部分を元に戻すことが出来る。


ドラえもん曰く「生物の筋肉を強張らせて石のように固めてしまう」とのことだが、実際にはドラえもんのようなロボット無生物)にも効果がある

基本的には「足を石化させて立ちっぱなしでも疲れないようにする」等の目的で使用されるが、石像を箱から出してしまうと自立歩行を始めてしまい(ただし亀と同程度の速度でしか移動出来ないが)、近付いた者を全員石化させるという非常に危険な道具になってしまう。


エピソードとしての解説

学校で毎日廊下に立たされてしまい、足が疲れて仕方ないと悩むのび太。見かねたドラえもんは「ゴルゴンの首」を取り出す。ドラえもんはのび太に「この道具で足を石化すれば何時間立っていても疲れない」と説明し、そのまま彼の足を石化させる。

するとのび太は「確かに楽だ!これなら何時間立っていても疲れない!」と喜び、ドラえもんはのび太にゴルゴンの首を貸してあげることにする。


翌日、やはり廊下に立たされたのび太だが、この道具で足を石化させて楽をすることが出来た。しかし「タケコプター」で下校している途中、誤って箱が開いてしまい、この道具を裏山に落としてしまう

その話を聞いたドラえもんは大慌てしながら、のび太を連れて裏山へ向かう。しかし既に先生が石にされてしまっていた。ドラえもんは箱を持って茂みの中へ入っていくが、その直後に恐ろしい声が響き渡り、石にされたドラえもんがドサリと倒れる音がした


のび太は恐怖のあまりその場から逃げ出し、ジャイアンスネ夫に手を貸してほしいと頼み込む。そのままのび太達が裏山に向かうと、ジャイアンは「のび太とスネ夫が囮になってゴルゴンの首をおびき寄せ、その隙に箱を被せて確保しよう」と言い出す。

スネ夫が「冗談じゃない!」と言いながら逃げ出そうとすると、目の前にはゴルゴンの首が立っており、スネ夫も石にされてしまう。その様子を見たのび太は震えながら反対方向へ逃げ出すが、すかさずジャイアンがゴルゴンの首に箱を被せようとしたところ、手を滑らせて箱を落としてしまう。


その隙を見逃さなかったゴルゴンの首はジャイアンを石にしてしまうが、そのまま石化したジャイアンが真上から落下し、ゴルゴンの首に直撃する。そのままゴルゴンの首は気絶してしまい、のび太は大急ぎで箱を被せて確保することに成功した。その後、のび太が1人でゴルゴンの首を捕まえたことを知り、「一体どうやって?」と言いながら首をかしげるドラえもん達なのだった。


余談

このエピソードは大山のぶ代版及び水田わさび版アニメで映像化されている。前者は1980年と1990年、後者は2005年と2013年に放送された。


1980年版と2005年版は原作通りの展開だが、1990年版と2013年版はしずかが登場する展開にアレンジされており、特に2013年版はしずかも石化してしまった

それだけでなく、2013年版では原作及び他のアニメ作品のような「石のように固められて身動きが取れないだけ」という演出では無く「本当に石像になってしまう」演出になっている。


また、1980年版以外のアニメ版においては、原作では描かれなかった石化したドラえもんが明確に描写されている。


関連タグ

ドラえもん ひみつ道具 ドラえもんのエピソード一覧

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