概要ッス
日本一ソフトウェアのゲームに出てくるペンギン型のキャラクター。他の登場人物と同一人物でない限り(詳細は下述)、声優は間島淳司。
語尾に必ず『ッス』を付けるのが彼らの心得であり、特徴である。その正体は、罪を犯し魔界に落ちた人間の魂を、腐った牛の皮で作られた着ぐるみに封じたもの。
魔界戦記ディスガイア(無印)と2ではエトナに薄給でこき使われていた。魔界戦記ディスガイア4では、プリニーを製造し教育する施設「地獄」の存在が判明した。彼らは地獄で教育された後、天界では善行を積み重ね、魔界では働いてお金を稼ぐことで生前の罪を償い、転生する。
魔界のプリニーは、その労働環境ゆえかほとんどの者はテキトーな性格で、目先の事に釣られてコロリと寝返る事もある。
ただし、地獄の出荷前のプリニー達は上(フェンリッヒ)からの命令に従い情報収集・分析・敵陣撹乱など真面目に働いていた。ただ、この主人であるプリニー教育係が元々はかなりの実力者だったのといい人過ぎる性格のため、ちゃっかり彼に頼ってしまう事も。しかし、プリニー教育係を助けるために魔界中のプリニーが駆け付ける、教育係に戦艦を贈ろうと有志を募り、自身の転生の為に稼いだお金を製造資金に充てたというところを見ると、どんな態度を取るかは仕える主人次第のようだ。
ちなみに、エトナの所の待遇は、この教育係曰く「普通だぞ、それ」。プリニーの処遇を定めた『プリニー法』は初代魔界大統領が定めたため、改定には魔界大統領の権限が必要だとか。
武器は二本のナイフ。腰に巻いたカバンには爆弾など色んなものが入っているようだ。
投げたら爆発するが、なぜ爆発するのかは未だ解明されていない。それを使った、ボウリングの要領で爆発を連鎖させる、というようなステージがある。
このプリニーを主人公にしたアクションゲームがある。タイトルは『プリニー~俺が主人公でいいんスか?~』 ちょっとしたミスで簡単に死ぬため難易度が高い。
残機が1000もあるからと油断してはいけない、ディスガイアらしい凶悪アクションである。続編の『プリニー2~特攻遊戯!暁のパンツ大作戦っス!~』も好評発売中。
作品毎の特徴ッス
ディスガイア2
普通にキャラクターとして登場する他、罪を犯したキャラクター(悪魔にとって罪を犯すことは誉れであるため、メリットがある)が罪を償う際にはプリニーに転生する必要がある。ある意味、プリニーの設定を上手く活かしていると言える。
ディスガイア3
修学旅行にて天界のプリニーが登場。魔界のプリニーほど過酷でない為かどことなく緩い。
ディスガイア4
プリニー達を生み出す場所である地獄が登場する。
クロスエッジ
世界の各階層に温泉があったため、女湯を覗いてしまうほどスケベだった。そのため、エトナやリリアにお仕置きされてしまった。
亜種ッス
プリニーバール
ディスガイア2で登場。外見はプリニーであるが、超魔王バールすら凌ぐ強さを持つ。また、投げても爆発しない。正体は不明であり、バールがプリニーに転生したものなのか、或いはそれだけの強さを持つに至ったプリニーなのか、それともプリニーの皮を被った何かなのか、全く分からない。
プリニガーX
ロボットのようなプリニー。ディスガイア4,D2に登場。4では後日談で唐突に登場するが、D2ではプリニー界と呼ばれる世界で慕われるプリニーとして登場。やはり正体は不明であるが、こちらは寡黙であり何も語らないことが分かっている。また、プリニガーXの強化版であるプリニガーX・轟も存在するが、プリニガーXとの関連性は不明である。ちなみに複数体存在するらしい。こちらも投げつけても爆発しない。
プリニーカーチス
地球勇者であったカーチスが、生前の罪からプリニーとして転生した姿である。
その後の作品でも出演する時にはこの姿だった。
プリニーラハール
ディスガイアのED分岐でプリニーとなったラハール。投げれば爆発するがその魔力は生前と変わらない。
姉御肌のプリニーッス
魔界戦記ディスガイア魔界の王子と赤い月の第八話リインカーネーションに登場するプリニー
フロンに薬を渡したりと優しいピンクのプリニー
以下魔界戦記ディスガイア魔界の王子と赤い月第八話のネタバレになるので未プレイの方はお気をつけください
姉御肌のプリニーの前世(人間時)はラハールの母親
D2にてラハールの母親がプリニーとなった経緯が明らかとなる(経緯と言うより理由?)
リインカーネーションのラストに消え行くときに人間の姿に戻り消えてしまう