- 機動戦士ガンダム00に登場する、革新者。「純粋種」とも呼ばれる。
- 同作品に登場する、リボンズ・アルマークを筆頭とした集団、イノベイド。
なお、ダンボール戦機に登場する悪の組織はイノベーター。発音は同じ。
イノベイター(1)について
イオリア・シュヘンベルグが予見した新人類。ありたいに言えばニュータイプのようなものではあるが、脳量子波を用いて他者と表層意識を共有し、驚異的な反射神経を発揮する他、常人の二倍以上の寿命を持つ。『グレートメカニックスDX15』における設定担当インタビューによれば、その正体はGN粒子の作用で脳構造が遺伝子レベルで改変された人類だという。旧人類が電気信号によって脳内のやり取りを行うのに際し、イノベイターは量子脳に変貌しているためにその処理速度は桁違いとなる。
劇中において真の意味でイノベイターとなったのは刹那・F・セイエイとデカルト・シャーマンだけであるが、イノベイターに覚醒しつつある人間は増加傾向にある。
また、ELSと融合してしまった人間の中で、対話の成立までに辛うじて生命を維持することができた者は『ハイブリッド・イノベイター』として覚醒するに至った。
主なイノベイター(イノベイドではない)
レナード・ファインズ(レオ・ジーク)
備考
アレルヤ・ハプティズム(小説版で、両目が金に輝くなど、変革したと思われる描写がある)
ソーマ・ピーリス(小説版で、両目が金に輝くなど、変革したと思われる描写がある)
※なお、上記二人は劇場版でもラフ絵の段階ではマルートシステム発動時に両目が金に輝く描写を入れる予定があった。
ルイス・ハレヴィ(厳密にはイノベイターではないが、ナノマシン錠剤で一部イノベイター化している。)
グラハム・エーカー(一度は死亡したかに思われたものの、クアンタムバーストによる対話空間の中で刹那の説得を受けELSの融合を受け入れ生還した。脳量子波を扱えるかは不明。)
イノベイター(2)について
イノベイドとは「イノベイターの発生を促すための存在」であり、いわばイノベイターの模倣品のようなもので、イノベイターとはその在り方を拒む者たちが自称している名称に過ぎない。
詳しくは該当項目参照。