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/ドン☆\
概要
SFCソフト「星のカービィスーパーデラックス」(以下SDX)ではよく見られる光景。
全てのデータが消えて三つのファイルが全て0%と表示されることからこう表記される。
当時は現在に比べたら全体的にソフトのデータは消えやすいものではあった。
しかし、その中でもSDXのデータは非常に消えやすくちょっとの振動や接触不良を起こしてしまうとよくデータが全て消えてしまいこの画面を見る事になった。
その為、みんなのトラウマの一つと位置付けられている。
おそらく、SDXをプレイした人であれば誰しもこのネタに対して「あるある」と言う事だろう。
そのくせ自分でデータを削除したい場合にはしつこく確認されるというツンデレっぷりである(「セーブデータを消しますか?」→はい→「ほんとうにいいですね?」→はい→「こうかいしませんね?」とメッセージが表示される。余談だが、後にお馴染みになるこのこうかいしませんね?も本作が初登場)。
なお、バーチャルコンソール版ではこの現象は起きないので安心である。…後述の操作をしなければだが。
ただし、これにもめげずにまたチャレンジする不屈の闘志を持ったプレイヤーも多く今では伝説かつネタとして定着している。SDX自体一つ一つのモードはそこまで長くならないので繰り返しがしやすい、と言うことも手伝っていると思われる。
原因
当時のSFCのソフトの中では若干特殊なチップを使用していたことにある。
このチップはグラフィック処理の高速化などをする意味合いがあったのだが、その結果ソフトがデリケートになり衝撃に非常に弱くなってしまったことが原因である。
また、この現象とは別にセーブデータが消失してしまうバグが存在する。
当時は気付かれなかったが、SFCのようにセーブデータの消えないWiiのバーチャルコンソール版で明らかになった(こちらは後のバーチャルコンソール版やミニスーファミ搭載版でも残っているので注意)。
試す場合、あくまで自己責任で行うこと。
Wii版で発覚した条件
- 『銀河にねがいを』でギャラクティック・ノヴァ突入前までクリア。
- どこの星でもいいのでスリープをコピー。
- スリープが発動した状態でステージ選択画面に戻る。
- そのままノヴァへ乗り込む。
⇒画面が停止するので、仕方なく起動し直すと……
ニンテンドーSWITCHオンライン版では…?
「ニンテンドーSWITCHオンライン スーパーファミコン」でスーパーデラックスが追加されたが、こちらでも上記の消失バグが存在する事が判明した。
今回はバグが起こるとスイッチオンラインのソフト側でメッセージが出てSDXが終了し、ソフト選択画面に戻る。そして、この時データは最後にSDXを中断した時の状態が反映されるため、一度でも中断していればその時点でのデータは残すことが可能。逆に言えば一度も中断せずにニューゲーム状態からぶっ続けでここまで来てノヴァに乗りこめば0%0%0%になる。当ソフトではゲームの進行状況をまるごと保存できるシステムもあるので戻ってくるのも容易。
また、それとは別にスーパーデラックスが追加された日にはTwitterでは初起動でニューゲーム状態のファイル画面をキャプチャした画像や動画をこぞってツイートする人達が現れる始末である。
ロボボプラネット
セーブデータが消えてしまうわけではないが、ラスボス戦の説明文にはこの数字を思わせるような文章がある。
星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート
各作品の名曲が一流オーケストラによって演奏される中、スーパーデラックスメドレーも曲目の中に入っていた。
ピコーン♪
テロテロテロテロタタッタッターンタタッタッタターン
パラッパンパララパラッパパラパラパラララン♪
パラッパンパララパラッパパラパラパラララン♪
パラッパンパララパラッパンパラッパン
っっっタン♪
スクリーンに「グランドオープニング」の映像が流れる中、聴衆の脳裏にはある事が浮かんでいた。
「まさかな。」そう思った直後、それは映し出されてしまった。
/ドン☆\
なんと、ついに公式がこのネタを使ってしまったのである。
編集者ら聴衆は只々苦笑するのみだったとか…
その後「ニコニコ生放送」でシリーズ25周年を記念して放送された特番でも言及され、USDX時にはこの現象が起こらないことをスタッフ内でも指摘されたという話があった。
関連イラスト
関連タグ
ポプテピピック-この現象のパロディを行った。この回の声優が後にカービィ作品に出演した為、話題となった。
ウルトラスーパーデラックス-DS移植版であり、追加要素のほか接触不良によりセーブデータ消失が無いことが評価されている…が、開発中はこの消失を再現しようと一時は考えられていたらしい。ちなみにセーブファイルではさすがにトラウマになっているプレイヤーがいる為か/ドン☆\のSEが使われていない。