概要
2010年頃に福島県福島市平石地区に設置された、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツ「RX-78」を模して制作された鉄製の像。
制作したのは地元のアマチュア鉄作家の男性で、完成翌年に亡くなっている為このガンダムは彼の遺作でもある。
アニメに登場する主要兵器のビームサーベルやビームライフルなど一通りの装備は有しているが、アニメとは異なる縦長の頭部、いびつな等身、細くてがに股で短足な脚など、全身から迸るヘタレっぷりからこの愛称が付けられた。
設置当初から地元民に親しまれていた他、後にSNSを通じて日本全国に存在が知れ渡って以降は福島県外からも多くの来訪者が訪れるようになった。また風化や劣化が見られた際には福島第一原子力発電所の除染作業員や地元のファンなどによって塗装され直されるなど、大事にされてきた…のだが…、
ビームライフル盗難事件
2020年5月3日、何者かによって針金で固定されていたビームライフルが盗難され、報告を受けた平石地区の区長が警察に被害届を提出した。
一月ほど経過した後、各種メディアによってこのニュースが日本全国に報道された結果、6月9日にプラスチック製のショットガンが、また6月13日にはペットボトル製のハイパーバズーカが誰かの手によって未明に置かれていた。またニュースを聞いて、全国からの見物客も増えたという。
その後地元の工業高校の3年生有志が新たな鉄製のビームライフルを1週間かけ制作し、6月18日に無事寄贈された(下記外部リンク参照)。
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7メートルの