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データ

初出第7世代
威力90
命中率100
PP10
タイプむし
分類物理
直接攻撃
範囲単体
効果登場した直後のターンのみ使える。優先度+2。
英語名First Impression

概要

第7世代から存在する技。出会い頭に敵を切りつける。

初登場のサンムーンではグソクムシャの専用技として登場。

ただし以下のような押しかけのような技ではない為、その点は注意。

センシティブな作品

英名の"First Impression"を日本語訳すると「第一印象」。

つじぎり(Night Slash)」とは異なり元の行動からは離れてしまっているが、日本人以外には通じにくいことを考慮したであろう妙訳と言える。

ねこだまし同様、登場した直後のターンにしか使用できない欠点が存在する。

威力はなんと先制技トップの90。さらに優先度+2なので、しんそく以外の先制技の競り合いにも打ち勝てる。

通りがあまり良くないむしタイプの技である事を考慮しても破格の威力を誇る。

その代わり、ひるみ効果はない。

グソクムシャの高い攻撃力が合わされば、等倍程度なら相手の体力を抉り飛ばす事も難しくない。弱点ならば言わずもがなである。

伝わりやすく例えるならあのファイアローの「ブレイブバード」と同等の火力である。

このせいで先制技無効特性を持つポケモン以外の虫弱点持ちは、先制技無効フィールド持ちがいなければ下手に採用できないとか何とか。

半面むしタイプ故に半減されやすい点がネックなのとグソクムシャ=「であいがしら」のイメージが大きいため状況によっては読まれることも多々ある。グソクムシャの性質上不利なポケモンを受けだされると有効打を与えられずに控えに戻る可能性もある。こういう点を踏まえると結構玄人向けなわざであったりする。

USUMではなんとカモネギが習得した。

やっていることは要するに辻斬りなので違和感はないと言えばないのだが…。

ちなみに、カモネギとグソクムシャはタマゴグループが異なるため、遺伝にはドーブルが必須となる。

ソード・シールドではさらに多くのポケモンが習得できるようになる。

新ポケモンではネギガナイトタイレーツなどが使用可能だが、旧作のポケモンでは一致で撃てるアイアントが習得したのが大きい。

ダイマックスとの相性の良さから使用率を伸ばしているアイアントだが、高い攻撃力と「はりきり」適用のであいがしらの威力はグソクムシャのものを大きく上回り、ダイマックス化すれば威力130の必中虫技として使えるなど高い採用率を誇っている。

しかし、「はりきり」のデメリットでダイマックスしないと威力と引き換えに命中不安になってしまうため、ここぞで外しかねないなど明確な弱点も持つ。

また、高攻撃力を誇るオノノクスも習得可能に。うまく活用できればむし技が等倍以上で通る相手に大ダメージを狙っていけるので採用するのも一考だろう。ただし、グソクムシャからフライゴン系統を経由して遺伝させなければならないので、習得が少し面倒なのが難点。

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