「俺が加勢するぜ。弟がやられっぱなしじゃ、兄貴として黙ってられねぇ!」
CV:喜多川拓郎
概要
サンバッシュ魔人団のメンバーでタグレドーの兄。弟が赤いラインの入ったクワガタムシならこちらは青いラインの入ったカブトムシの昆虫人と言うべき外見で、兄弟揃って筋骨隆々でガタイの良い体つきである。
弟が食べた物を毒ガスにして噴出出来ると言う強力な特殊能力を持っているのに対し、彼は角で砲撃する事しか出来ないが、代わりに破壊力に秀ており、知能面も弟よりは上。
タグレドーは彼の事を「兄貴」と呼んでいるが、トルバドーも弟がやられているのを見過ごせない弟想いな性格をしている。
前回タグレドーの毒で石化した星獣を破壊すべく、弟の為に自ら志願した。
劇中での活躍
前回タグレドーの毒で星獣達が石化した事を受け、彼等を粉砕して魔獣ダイタニクス復活の薬にすべく名乗りを上げる。
星獣を角で砲撃している最中にギンガマンが現れて交戦するのだが、タグレドーが負傷した為に撤退。だが弟の怪我が治ると再度出陣し、サンバッシュの作戦変更により星獣復活の力を奪おうとするが、勇太に阻止された為に星獣は復活してしまう。
「トルバドー、タグレドー、こーなったらてめぇらでもう一度あいつらを地獄に叩き込んでやれ!良いなッ!?」
サンバッシュの言葉を受け、「弟、やるぜ。俺達に失敗は許されねぇ…バルバエキス!(※飲み干した後に)効くぜぇ~っ!」と兄弟揃ってバルバエキスを飲んで巨大化。
だが自在剣・機刃に秘められた力により5体の星獣は銀星獣に大転生し、そのままギンガイオーに星獣合体してしまう。銀河獣王斬りの前にタグレドーを倒され、その怒りから角による砲撃で応戦するも、最期は流星弾を受け爆散。弟の後を追ってあの世へ旅立つのだった。
余談
モチーフは言うまでも無いがカブトムシ。名前の由来もカブトムシの英訳であるビートル+ドイツ語で青と言う意味のブラウ(blau)。
声を演じた喜多川氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。
弟が自身の能力で星獣を瀕死の状態にまで追い詰めた為に当時発行されたてれびくんの『バルバン魔人強敵ランキング』に入ると言う栄誉に輝いたのに対し、こちらの兄の方は銀星獣誕生の原因を作ったと見做された為、『役に立たないバルバン魔人リスト』に入ってしまった不遇な怪人である。
関連タグ
星獣戦隊ギンガマン 宇宙海賊バルバン 魔人(宇宙海賊バルバン)
ブルービート:同じくカブトムシがモチーフで青のカラーリングだがこちらはメタルヒーローである。
カブトヤミー:13年後の仮面ライダーに登場するカブトムシモチーフの怪人。因みに相方はサンバッシュと同じ声。