曖昧さ回避
- トヨタ自動車の高級ミニバン。 ⇒ 本項で解説
- ライトノベル『やさしい竜の殺し方』の登場キャラクター。 ⇒ アルファード(やさ竜)
- 小説『ハリー・ポッター』の登場キャラクター。 ⇒ アルファード・ブラック
概要
2002年5月から販売されている。製造に関しては関連会社のトヨタ車体いなべ工場(三重県いなべ市)に委託している。
2019年10月時点で販売されているのは、2015年1月から販売されている3代目。
初代に関してはトヨペット店扱いのGと(ビスタ店→)ネッツディーラー扱いのVが存在したが、2代目と3代目はネッツディーラーではヴェルファイアとして販売されているため、この車種は2020年に全車種全店舗取り扱いになるまで、トヨペット店専売となっていた。
日本以外に中国など東アジア諸国に輸出されており、レクサスからもアルファードをベースにさらに豪華にしたLMが販売されている(日本でもカスタマイズカーとしてアルファードやヴェルファイアに似たようなモデルがあったが、現在は販売終了)。
両側スライドドアを採用している。
駆動輪(2WD)は、グランビア、グランドハイエースは後輪駆動であったが、アルファードからは前輪駆動である。
ハイブリッドカーの設定がなされているが、初代と2代目に関してはモデル途中からの設定だった。
このハイブリッドカーバージョンに関しては、センチュリーやマジェスタに代わってショーファードリブンに採用されることが多くなっている。そんなこともあってかマジェスタは消滅したのだが…なんと、さらにでかいグランエースが出てきてしまった。
生い立ち
アルファードの先祖であるグランビアは1995年に登場したが2年後に日産から発売されたエルグランドに販売で差をつけられ、苦戦していた。1999年に大幅にリニューアルし、姉妹車のグランドハイエースなどを発売するも有利に傾くことはなかった。
そこで、2002年にグランビアとグランドハイエース、レジアスそしてツーリングハイエースの4車種をすべて統合。アルファードと言う車種に生まれ変わった。このアルファードが発売するや否や同時期にFMCしたエルグランドを圧倒。見事にグランビア4兄弟時代の屈辱を晴らすことに成功した。その後、2台は大型ミニバン市場で今に至るまでライバル同士となっている。