概要
2008年に日本公開された、アメリカの映画会社Media Blastersが出資し、日活が製作したB級映画プロジェクト「TOKYO SHOCK」シリーズ第1弾。
監督は井口昇で、題名の通り片腕がマシンガンのセーラー服美少女が、悪の忍者軍団と戦うという、まるで漫画のような日本文化を誇張したコミカルな展開と、情け容赦ないスプラッター描写で現在でもカルト的な人気を誇る。
2019年になり話題作『全員死刑』を監督した新鋭・小林勇貴が監督・脚本で、より過激な設定のリブート作『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』が公開された。
あらすじ
片腕マシンガール
大切な弟ユウを、ヤクザの息子をリーダーとした不良たちのいじめで亡くしたアミは、復讐を誓うが捕らえられて返り討ちに合い、天麩羅にされたうえに切断され左腕を失ってしまう。
同じく息子タケシを亡くしていた修理工スグル・ミキ夫婦に助けられるが、実は凶悪な忍者・服部半蔵の末裔であったヤクザたちの追撃によりスグルも殺された。
スグルが作った片腕用マシンガンを装着し、同じくチェーンソーを片足に装着したミキと戦いに挑むが、その前に逆恨みで武装したモンスターペアレンツ・スーパー遺族が立ち塞がり…
キャスト
役名 | キャスト |
---|---|
日向アミ | 八代みなせ |
日向ユウ(アミの弟) | 川村亮介 |
杉原ミキ(修理工の妻) | 亜紗美 |
杉原スグル(修理工) | 石川ゆうや |
杉原タケシ(その息子) | 秀平 |
木村龍二(ヤクザ親分) | 島津健太郎 |
木村翔(ヤクザの息子) | 西原信裕 |
木村スミレ(ヤクザの妻) | 穂花 |
ヤクザ子分金子 | デモ田中 |
藤井マサコ(いじめグループの親) | 菜葉菜 |
藤井ヨウスケ(いじめグループの親) | 岸建太朗 |
ヨシエ(アミのクラスメイト) | 木嶋のりこ |
ヤクザ子分 | 諏訪太朗 |
ヤクザ子分 | 大迫茂生 |
ゆみこ | 屋敷紘子 |
哲平 | 照井健仁 |
板前 | 濱松敏廣 |
イラスト - 江口寿史
爆裂魔神少女 バーストマシンガール
臓器売買組織「ダルマ屋」に支配されたスラム街「イシナリ地区」の住人は、身体の一部を売りながら暮らしていた。
幼い頃に親に身体を売られたアミ・ヨシエ姉妹は、見世物小屋「ゴダイ一座」でアイドル活動を行って、そこに住む人々に活力を与えていた。
そこへ訪れていた元殺し屋マツカタは、そんな地区や一座を気に入って一緒に暮らすことになった。
その裏で片腕を失っているヨシエはマシンガン義手を装着し、同志たちと復讐としてダルマ屋に襲撃を繰り返していたが、ダルマの愛する息子カルマを半殺しにしてしまったことから返り討ちに遭い、それを助けに向かったアミも捕らわれ片腕を奪われてしまい…
キャスト
役名 | キャスト |
---|---|
アミ(姉) | 搗宮姫奈 |
ヨシエ(妹) | 花影香音 |
マツカタ・テツヤ(殺し屋協会ランキング5位) | 坂口拓(TAK∴) |
橘キキョウ(殺し屋協会ランキング1位) | 北原里英 |
青山ダルマ(ダルマ屋首領) | 根岸季衣 |
件壱號カゴ(ドリルブラシスターズ) | 佐々木心音 |
(イシナリ地区の住人) | 矢部太郎(カラテカ) |
リュージ(イシナリ地区の住人) | 住川龍珠 |
ゴダイ(ゴダイ一座) | 石川雄也 |
青山カルマ(ダルマの息子) | 安田ユウ |
(ドリルブラシスターズ) | 中条さち |
(ダルマ屋一味) | ウメモトジンギ |
(ダルマ屋一味) | 中西秀斗 |
ぐりり(ゴダイ一座) | 笹野鈴々音 |
ぐらら(ゴダイ一座) | にしくん |
特殊造型監督・残虐効果 - 西村喜廣(※『バーストマシンガール』は編集も担当)