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李書文(アサシン)の編集履歴

2020-09-05 12:21:24 バージョン

李書文(アサシン)

りしょぶん

李書文(アサシン)とは、『Fate/GrandOrder』に登場するサーヴァント。こちらは老人で召喚された場合。

「殺す技を当てるが……死ぬなよ?」


プロフィール

真名李書文
クラスアサシン
性別男性
身長166cm
体重58kg
出典史実
地域中国
属性中立・悪・人
ILLUSTワダアルコ(Fate/GrandOrder)
CV安井邦彦

全盛期より体重が若干減少している。


概要

Fate/GrandOrder』に登場するアサシンサーヴァント。レアリティは☆5。

第2部第3章「人智統合真国シン」では“衛士長”という名義で登場し、シナリオ中はずっと真名は伏せられたままだった。(バトルの際の宝具名や容姿等から多くのユーザーには真名を感づかれていた。)


2019年の正月イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」では“警備員”及び“按摩の達人”という名義でパーティのゲストサーヴァントとして使えた。そして、同イベントのピックアップ召喚2で実装され、それと同時に真名も確定した。

なお、通常は第2部第3章クリア後のストーリー召喚でのみ排出される。


英霊"李書文"が該当するクラスはランサーバーサーカーアサシンの3つで、召喚時の肉体についても、"肉体の"全盛期である青年時代と"武術の"全盛期である老境に差し掛かった頃、の2つが可能性として存在する。


すなわち、この記事で取り上げているサーヴァントは、老境の李書文がアサシンクラスで召喚された存在である。


人物

若い時代の李書文とは異なる穏やかな老人で、精神面での全盛期を迎え、凶拳を振るう事はあるが極めて必要最低限に留める。

それは「凶暴性を押し隠し、若い時には理解できない」穏やかな境地であった。だが、一度敵と戦えば「若い頃の刃」が未だ研がれ続けている事を知らしめるだろう。


特に殺しを生業としている訳ではないため、正面から戦うことを好むが、別に恥じ入っている訳ではなく、ただ単純に座りが悪い程度のもの。危機的状況によっては、躊躇せず暗殺を行う模様。


ランサー時と同様、貸し借りや恩義・約束といった「人としての筋」を何よりも重んじる侠客でもあり、「オール信長総進撃_ぐだぐだファイナル本能寺2019」では一宿一飯の借りを返すため、(一回だけ)反逆の誹りも覚悟した上でマスターの敵側に付き本気で命を狙った程。

いつの時代でも竹を割ったような潔さと、消えぬ物騒さを併せ持った御仁である。


能力

八極拳主体で戦う。その凶拳に曇りはなく、戦えば絶殺という結果に違いもない。

一度戦えば、若い頃の刃が未だ研がれ続けていることを知らしめるだろう。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香CDA+EE-

保有スキル

老練(A+)精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。いかなる状態でも平静を保つと同時に、契約を通じてマスターの精神状態を安定させることができる
中国武術(八極拳)(A+++)中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。A+++ともなれば達人の中の達人。槍術が本来の彼の持ち味であるが、老人として召喚された彼は、拳による一撃を好む。
圏境(極)(A-)気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませることすら可能となる。老いたことにより、技法は更なる進化を遂げた。交戦状態であろうとも、瞬き一つで姿を消す。
陰陽交差(B)人間の持つ性質のスイッチ。老人になって陽に偏ったとはいえ、獰猛な牙は失われておらず、一瞬で陰に切り替え、無造作に敵を屠る。その非情さはまだ、失われていない。


宝具

无二打(にのうちいらず)

  • ランク:なし
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大捕捉:1人

七孔噴血……撒き死ねい!!


燕返し』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技で、青年期やランサー時でも共通して有している。

絶招(ぜっしょう)と言われる秘伝の套路(とうろ)の一つであり、その名を猛虎硬爬山と言う。


『EXTRA』の解説では、“達人の絶招が生み出す破壊力”+“周囲を自身の気で満たし、完全な自分のテリトリーを作ることで相手の気を呑み、極端な緊張状態となったところに衝撃を加えてショック死を引き起こす”とのこと。

西洋魔術的には「自分の魔力を撃ちこんで相手の魔術回路を乱しダメージを与える」という解釈になる。


演出では「活歩(滑歩)」で瞬時に間合いを詰め、強烈な「震脚」の後に「猛虎硬爬山」を叩き込む。

この際、『絶招 猛虎硬爬山』の字幕が入る。


ゲーム上では、カードの種類はArtsで、効果は【単体の防御力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵単体に超強力な攻撃&確率で敵単体に即死】。


猛虎硬爬山(もうここうはざん)

  • ランク:なし
  • 種別:対門宝具
  • レンジ:1
  • 最大補捉:1人

宝具として昇華された八極拳の技の一つ。なのだが、今一つ実態が掴めないのは八極拳各流派によって技の形が異なるせいか。李書文がもっとも得意とした技である。


マテリアルⅧでは猛虎硬山となっている(おそらく誤字)。


ゲームにおける性能

突出した自己強化スキルにより全キャラの中でも最上位の宝具&クリティカルアタッカー。


スキルは、自身に1ターンの無敵貫通とクリティカル威力アップを付与する「中国武術(八極拳)(A+++)」、自身に1ターンの回避とスター集中率アップを付与しつつクリティカルスターを獲得する「圏境(極)(A-」、自身に1ターンの攻撃力アップと弱体無効状態と3ターンの攻撃力アップを付与する「陰陽交差(B)」の3つ。


宝具の回転率と火力どちらも高いうえ、真骨頂のクリティカルによる瞬間爆発力で敵を次々と屠る高火力が魅力。

宝具には継続防御ダウンが付いているため、宝具⇒クリティカルも強烈な火力を発揮できる。

自己完結性、カード性能、カード構成いずれも軒並み優秀であり、編成や礼装にほぼ縛られないのも大きい。

礼装や編成を縛られやすいイベントなどでも安定した活躍を見せるのでアタッカーとして頼れる存在となるだろう。

前述のようにカード性能が非常に高く、うまく回るとかなりの勢いで宝具を連射することが可能。

カード構成がサポーターとも相性が良い構成なので編成の自由度も高く、お膳立ても行いやすい。


難点は瞬間火力型の宿命としてスキル強化による伸び幅が高い=スキル強化が火力に直結する点。

そしてHPが低めなので長期戦には基本向かず、相応の敵が相手の場合はサポートとスキル育成がほぼ必須となる。

息切れしやすいため、概念礼装で補う、切れ目を他のサポーターで補うなどの対策はしっかり行いたい。

コマンド的にArtsパ適性があり大抵のサポーターと組ませやすいのは利点。礼装の選択肢も広い。


なお、育成難易度が極めて高く、全スキルの強化が求められるため非常に辛い。

どこを引き伸ばしたいのか相談しスキル育成優先度を決め、じっくり強化していこう。


モーションについて

各種モーションは八極拳の技が元になっていると思われる。B・Aは4種類、Q・EXは3種類あるという豪華仕様。

  • Bのアタックモーション
    • 背中からの体当たり…八極拳の代表的な技「貼山靠(てんざんこう)」、別名「鉄山靠(てつざんこう)」。
    • 両手足を大きく広げる打撃…「打開」、別名「双撑掌(そうとうしょう)」。
    • 両掌を上から横に振り下ろす打撃…「双単鞭(そうたんべん)」。
    • 拳の打ち上げ…八極拳の「通天炮(つうてんほう)」。
  • Qのアタックモーション
    • 蹴り…「連環腿(れんかんたい)」。
    • 掌打から拳の打ち下ろし…「川掌(せんしょう)」からの「掄砸(ろんそう)」。
    • 遠距離からの突き、肘&膝打ち、拳の打ち下ろし…「箭疾歩(せんしっぽ)」、次は「堤膝弾腿(ていしつだんたい)」または「金鶏独立(きんけいどくりつ)」か?拳の打ち下ろしは「掄砸」。
  • Aのアタックモーション
    • 足を踏み出すと同時に突き…八極拳の「冲捶(ちゅうすい)」(2連撃なので「寸捶(すんすい)」。
    • 掌の打ち下ろしからの肘打ち…掌の打ち下ろしは「圏抱掌(けんほうしょう)」、肘打ちは八極拳の「裡門頂肘(りもんちょうちゅう)」。
    • 肘打ちからの両手の打ち下ろし…「外門頂肘(がいもんちょうちゅう)」からの「虎撲(こぼく)」。
    • 掌打…八極拳の「川掌(せんしょう)」。
  • EXアタックモーション
    • 零距離パンチ(時間差で衝撃)…「寸勁(すんけい)」または「暗勁」か。
    • 掌打から拳の打ち下ろし、背中からの体当たり…「川掌」からの「掄砸」、最後は「貼山靠」。
    • 掌の打ち下ろしからの肘打ち、背中からの体当たり…「圏抱掌」からの「裡門頂肘」、そして「貼山靠」。
    • 宝具時の高速移動…「活歩(滑歩)」。
    • スキル使用時や宝具で突きを放つ前にやる地面を強く踏みつける動作…「震脚(しんきゃく)」。

ボスとして

第2部第3章終盤の難関であるボスラッシュの先鋒を務める。

HPゲージが3本で21万→23万→27万という高さに加えて、場外から韓信がスキル「韓信の策」で援護してくるため、実質4回(ゲージブレイクしたターンは5回)行動してくる。

オマケに「韓信の策」はどれも厄介なもので、こちらの戦略を乱すデバフや彼の攻撃性を高めるバフをばら撒いてくるので、戦況が長引くほどに苦しくなっていく。

特に開幕直後にのみ使う「背水一戦」は【HPが減少するほど攻撃力アップ&ターン終了時にチャージを1増やす(10T)】という放置するのは危険なものであるため、さっさと強化解除で消してしまいたい。

また、アサシンゆえのチャージゲージの短さと宝具を使う場合必ず「中国武術(八極拳)(A+++)」を先に使って無敵貫通を付与するため、その対策も求められる。


攻略にお勧めなのがオケアノスのキャスターで、メインストーリーのボスとしては珍しく豚化が有効(弱体無効が掛かっている場合は除く)なので、宝具でその凶拳を鈍らせつつ、スキルの弱体解除で「韓信の策」への対処も行える。

☆3枠でも強化解除と弱体解除が可能なメディアや強化無効を付与するメフィストフェレスなどは攻略に役立つ。


運任せになる場面も多くなるため、令呪によるコンティニューも視野にいれるべきだが、彼らはあくまで先鋒であり、この後も難敵が待ち受けていることは留意しておきたい。


関連人物

李書文

若い頃の自分自身、一番戦いたい相手。

今の自分より強いと思ってるが戦って勝つのは自分だと思ってる。


始皇帝

異聞帯で仕えた相手。衛士長(皇室近衛武官のトップ)という立場として全幅の信頼を寄せられていた。

民を個として扱うことを良しとしない始皇帝の思想と併せて、汎人類史での書文(図らずも儒を想起させる)という名を与えられる経緯もなかったようだ。

マイルームの会話では異聞帯にて始皇帝に仕えていた自分に多少驚いている。就職先としては満更でもないらしいが、現在はどんなに金を積まれてもマスターを離れたりはしないと言ってくれる。


韓信

異聞帯での凍結英雄の一人。

対カルデアのために解凍させ、一行が咸陽へ侵入の折、始皇帝からの任を解かれてからは力を合わせて戦い、最後を共にした。


関連イラスト

2019年春までのシナリオでは、登場する際はグラサン姿のみでの登場であるため、未再臨~第一の姿で描かれることが多い。

第三再臨まで進めるとランサーで召喚された姿に近い服装となる。また、彼の幕間の物語をクリアすると霊衣としてグラサンを外したグラスオフが開放できるようになる。

李書文


関連タグ

Fate/GrandOrder 人智統合真国シン

アサシン(Fate) サーヴァント 八極拳 李書文(Fate)


李書文はこれまで各作品で以下のような種類が登場している。

『Fate/EXTRA』におけるユリウスのサーヴァント。青年期×アサシンクラス。


上記ユリウスのアサシンが令呪の影響で変性した姿。青年期×バーサーカークラス。


『帝都聖杯奇譚』における言峰花蓮のサーヴァント。老人期×ランサークラス。


『Grand Order』におけるはぐれサーヴァント。青年期×ランサークラス。

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