概要
100万円の賞金付きの仮面ライダー主役コンテストで見出された。
仮面ライダーの主人公をシリーズを越えて二年間演じたのは倉田てつをが初である。
その後は俳優として徐々に地位を固めていく。
好青年として役を貰うことが多かったが、ヒーロー役から始まった爽やかなイメージに囚われず、歳を重ねてからは悪役なども演じるようになった。
そんなわけでpixiv上では仮面ライダーBLACK関連の投稿が大多数。
一時期、「仮面ライダーBLACKの南光太郎」としてしか見られないことにコンプレックスを抱いていたことがあり、そのイメージを払拭しようとしていた時期があると語る(と言いつつ、息子の名前はズバリ光太郎だったりする)。
しかし、時が経るにつれてその環状は薄れていき、息子や娘と見るようになり、自身も感動したという。
こうした経験から近年ではそのような反発的な感情も薄れ、仮面ライダー関連のイベントに出席する機会が増えた。
2009年、「仮面ライダーディケイド」でおよそ20年ぶりに南光太郎=仮面ライダーBLACKを演じ話題をさらった。これを皮切りにしばしば光太郎=BLACK役として映画、ゲームと出演するようになっている。
ちなみに、再演まで20年の時を要したはずなのだが、変身ポーズのキレが当時よりも数段増していたことを古株のスタッフから突っ込まれていた。てつを自身も、南光太郎のイメージを壊さないようにというのに加え、何より役者として体型のキープは欠かせないため、スタイルの維持は意識していると語る。
『仮面ライダーディケイド』『仮面ライダー3号』と出演した。どちらも快くオファーを受けた一方で、「これが最後」というつもりで撮影に挑んだとのこと。そのため『3号』では流石に最初は渋ったとのこと。毎回「最後にしたい」とする理由は、「変身は青春の良い思い出であり、今は年齢的にヒーローを演じることに恥が生まれているため」とのこと。よって「南光太郎」としてではなく「倉田てつを」として演じるような心境になってしまうのだという。
ちなみに息子の「柿本光太郎」も俳優であり、若い頃のてつをにそっくりな美青年である。
オーナーとして
現在は俳優業の傍ら、東京都東陽町にあるフランチャイズ・ステーキハウスのオーナーも務める。近年は八王子店も担当しているとのことだが、詳しくは不明。
同店には「ブラックステーキ」「RXステーキ」という仮面ライダーをモチーフにした特製メニューも用意されており、連日ライダーファンで賑わっている。
ただの名義貸しというだけでなく、時折倉田てつを本人が接客している時もあり、ファンとの交流の場として用意している側面もあるという。
また、お店主催での旅行企画なども行っている他、家族ぐるみで経営を行っているとのこと。
握手には快く応じてくれるが、サインは現在断っているとのこと。理由は「友達の分も欲しい」と言われて書いたものが転売されたためと言われている。
ゴルゴムの仕業か、許さん!
YouTuberとして
なんと2020年8月には「てつチャンネルJUSTICE」を開設し、YouTuberデビューを果たした。中身は岡元次郎を始めとする人物との対談など、トークがメインとなっている。
主な出演作品
南光太郎:仮面ライダーBlack、仮面ライダーBlackRX
水上始:勝手にしやがれヘイ!ブラザー※
並河才蔵:水戸黄門(最終回スペシャル)
※仮面ライダーBlackRX放映終了直後の作品ということもあってか、変身ポーズを劇中で披露する等仮面ライダーBlackのネタをよくやっていた。しかし南光太郎の役柄とは真逆の頼りないキャラクターであり、上記の変身ポーズの後はやられてしまうのが定番である。
関連タグ
高橋文哉:2019年12月30日放送の有吉ゼミでてつをと共演し大食い対決に挑んだライダー俳優
外部リンク
Twitterアカウント(個人)
Twitterアカウント(オーナーを務めるステーキハウス)
てつチャンネルJUSTICE(YouTubeチャンネル)