演:松田リマ
概要
漢字表記は「中島 洋子」。
ストレイジの隊員で、高い操縦技術を持ったエキスパート。
ナツカワ・ハルキとは同じ隊員にして特空機のパイロットである関係で、先輩として気にかけている一面があり、ハルキからは先輩として尊敬されている。
ストレイジの作戦班として、彼とともに特空機の操縦と地上任務を持ち回りで担当している。
普段はロングヘアを後ろで一つにまとめているが、オフの時にはメイン画像のように髪をほどいている模様。
人物
明るく勝気な性格で男勝りな一面も見せるが、中身は乙女チック(ゼット曰く「ウルトラ乙女」)で非戦闘時はそうした一面が強くなる。また年下の男は完全に恋愛対象外の、おじさま好きの所謂枯れ専(それも筋金入り)とのことであり、このことから整備班に所属するバコさんことイナバ・コジローに対して気があるのではないかと噂になっている(実際彼にはデレデレだった)。同時に、年齢が5000歳であるウルトラマンゼットに対しても、ネロンガとの戦いで危機に陥ったところを助けられたこともあってか淡い恋心を抱いているようである(ただし、ウルトラ戦士の5000歳は人間に換算すると中学生~高校生くらいとなってしまうので、枯れ専とは完全に真逆の状態になってしまうのだが…)。
一応、第13話ではデートに出かけていたり(あくまでハルキの推測だが)、第14話でバコさんには話しかける態度がやや異なるなどゼット一筋というわけでもないようで、まだ憧れの段階といったところではあるらしい。
後輩のハルキが怪我をしてないか心配したり悩んでいることを察したりなど、先輩らしく面倒見もいい。
先輩だけあってハルキよりも対人戦での実力や操作技術は高い。
そのためキングジョーSCは彼女の担当になっている。
ストレイジの仕事については既に自分なりの考えを抱いており、皆を守る仕事として一人でも多くの人を助けるために敢えて自己犠牲の道を選んだり、怪獣たちの居場所がないことに同情しつつも、だからこそ「誰かに押し付けちゃいけない。ちゃんと背負いたいんだ。命を奪う責任を」と述べている。
この姿勢はハルキに対しても少なくない影響を与えている。
また、ゼットに惚れてはいるものの平和そのものは自分たちの力で守りたいという気持ちも抱いている他、自分が専属パイロットとなっているキングジョーSCの力には人間が持っていいものなのかと疑念を抱いている節も見られる。
このように勝気なだけでなく思慮深い一面も持ち合わせている。
交際を申し込まれると腕相撲で力試しをするが、一度も負けたことがなく、その腕前と腕力はかなり高い。実際、整備班のメンバーが腕相撲対決を申し込むも、相手が顔を真っ赤にして力んでいた一方で彼女はすました表情のまま、あっさり勝利した。
関連項目
ヤナセ・レナ:『ウルトラマンティガ』のメインヒロイン。エースパイロットかつ男勝りな性格という共通点がある。
山瀬アスナ:『ウルトラマンX』のメインヒロイン。勝気な性格だが、乙女チックなところも持つという共通点がある(『X』は『Z』と同じく田口清隆氏がメイン監督を務めていることから、設定的が似通っているのも単なる偶然ではないと考えられる)。
辻本夏実:怪力で中年好き繋がり。ただしこちらはアニメでは年下の彼氏ができる。