「美幸、行くわよ。」
プロフィール
概要
本作の主人公の一人。墨東署交通課の女性警察官。階級は巡査。
明るく豪快な性格をしている。正義感も人一倍強く、感情がすぐ表に出る性格である。また、大食漢で、酒好きである。しかし、酒には決して強いとはいえず、ワンカップで泥酔したり、二日酔いが原因で嘔吐する場面がある。
(原作では飲みすぎてかなりの酒乱になり、記憶をなくしていた話がある。しかもこの時、美幸に性的な意味で襲い掛かろうとしていた。)
テレビ観賞では時代劇(仕事人、大賀越前など)、勧善懲悪物が大好き。寝起きが悪いため遅刻しやすい。目覚まし時計やトレーニング関連(用具・方法)は美幸考案・手製によるものが多い。3歳の時に三輪車でウィリーするなど、人並外れた体力と怪力(本人は、普段は加減しているつもり)の持ち主である。普段は荷物の運搬、違反車両の移動などで役に立っているが、力を持て余しているためか破壊癖があり、破壊した物の多彩さでは他の登場人物の追随を許さない。ミニパト(トゥデイ)が横滑りした時などに、走っている車のドアを開けて地面に足を踏ん張りブレーキを補助する「足ブレーキ」という得意技を持つが、踏ん張りすぎると官給品の靴がすぐ使い物にならなくなる欠点がある。
猫・爬虫類などの動物がすぐになついてくる。野性的能力に優れ、シリーズが進むごと能力に磨きがかかり、家の中から自分を凝視している者を闘気で感知するまでになった。動物のみならず、子供や地域住人とも自然に接することができる能力も具えており、自分の意図通りに物事を進める空気を醸し出して情報の収集を容易にし、それが事件の解決への糸口となることも多い。
料理ではおにぎりが石並みに硬くなったり、調理後は台所が壊滅的に汚れる。また、アニメ版1stシーズン中盤ではお茶くみをしても粗雑な面が目立ったが、これらすべてにおいて『フルスロットル』では改善されている。
作品中で普通自動車免許を取得(筆記以外はほぼ一発合格)したが、「四輪車は性に合わない」として以後も二輪車を愛用し続けている。なお、スピード狂である(本人にはほとんど自覚が無い)ため、四輪車の運転は決まって「死のドライブ」と化す。美幸のバイク禁止令に対し「車を買う」と宣言した際には交通課内で批判された。免許は「自動2輪」「普通自動車免許」の他にも「小型船舶2級」も取っている。
課長や徳野のような渋いおじさんタイプが好み。原作では恋人はおらず、課長や徳野を追いかけ続けるが、アニメ版では東海林将司と付き合うようになる。(2nd最終章では本庁の特殊部隊から墨東署交通課宛にビデオレターを送っているが、東海林とは依然ラブラブの様子)。しかし、フルスロットルでは基本設定がないために、夏実の動向は不明。
OVA(1stシーズン)FILE.1の美幸のパソコン画面のアップでは年齢が21歳となっていた(その時の生年月日は昭和47年8月13日)。家族構成は父「一浩」、母「寛美」の3人家族。
アニメ版1stシーズンFILE.5以降用の公式設定では23歳、『SECOND SEASON』では2年後という設定で25歳。『フルスロットル』での設定年齢は不明だが、結婚適齢期の設定らしい。
アニメ1stシーズン終盤で一時期本庁に出向、『the MOVIE』では冒頭までの1年間本庁の交通課へ研修、2ndシーズンのラストで墨東署から本庁の特殊部隊へ転属、その後自衛隊に短期間出向した後、『フルスロットル』で交通課に復帰している(2ndと『フルスロットル』との間、一時期ではあるが美幸と共にアメリカ・ロサンゼルス市警にも出向している)。
ストライク男からは「ホームラン女」と呼ばれる。また、格闘術にも長けており、パンチ、キック、投げ、チョップなどの格闘技を駆使する他、警棒や鉄パイプや木刀などの武器も使いこなす。
ちなみに、原作の初期は上記のイラストのような髪型ではなく、ハマーン様にそっくりな髪型だった。(アニメ版では最初っから上記のイラストの髪型である。)
関連イラスト
関連タグ
逮捕しちゃうぞ 小早川美幸 タイトスカートの女主人公 タイトスカート 格闘 体術 婦警服
両津勘吉…警官、喧嘩っ早い、怪力、超人的な身体能力、頻繁に起こす破壊行為、酒乱、大食い、情が厚く正義感が強い等など、まさに女両津勘吉と言っていいほど共通点が多いキャラクター。ただし、夏実は犯罪行為を行わない、卑怯な手を使わない、建物を破壊したりはしない、仕事をさぼろうとしたりしないなど、倫理観と常識は両津とは比べる必要もないくらいしっかりしている分、まともである。(それでも両津とよく比較される婦人警官の御堂春や擬宝珠纏に比べれば過激なのだが…。)